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冬のこと~移住の経験のおはなし~

以前にも書いていたが、私は東京から宮城に移住した。
2016年の春から2021年の夏までを、宮城県の大崎市古川という地で暮らした。

移住生活の思い出が、今鮮やかに面になって蘇ってくることがある。
そんなふと思い出すようなことを書き留めていって、それが移住やUターンを考えてる方々の1㎜くらいの参考にでもなればいいなぁと思う…


冬の古川は、まあまあ雪が降る。
毎日降り続くことがあれば、ちょっと危険だなあと高速道路がとまったり車での移動はリスクを伴うなあって感じになる。
山形との県境に向かっていくとかなり雪深いのだけど、古川はそこまででもない。でも沿岸方面に20分車を走らせたら全く降っていなくて積雪ゾーンとの境界線がくっきり見える。

当たり前だけど街中の道路は渋滞する。目と鼻の先で通常5分くらいで着くところを30分間ブレーキを踏み続けることになったりする。
それが大変なんだけど、なんかちょっとお祭りみたいでソワソワしてしまう。その日は行く先々で「あそこからあそこまで30分かかったよぉ参ったぁ」なんて同じ会話を繰り返す。本日の雪の”大変さ”をシェアする。
なんかその日一緒に神輿を担げたような気がして、不謹慎ながらお祭りテンションになりながら固まった雪をガシガシ踏みながら飲み屋に繰り出してしまう事が多いのであった。


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