Shinzo Fukui

アートディレクターの信蔵です。noteは思いついたことを書きなぐる感じのメモの場になり…

Shinzo Fukui

アートディレクターの信蔵です。noteは思いついたことを書きなぐる感じのメモの場になりそうです(笑)。

最近の記事

身体性の渇望

自粛要請が出た頃から、次々に美術館や博物館がクローズされて行くのを目の当たりにして、僕は自分に向けて「おい、しばらくは脳内で身体性を再現するしかねーぞ。これかなりヤバいよな」って自問したことを覚えてます。 アートそのものが与えてくれる覚醒が、どれほど自分のエネルギーに置換されるかは人それぞれでしょう。ですから、この「ヤバい」は、どこまでも僕個人の感覚です。 ただ、僕は過去に幾多の「本物を目の前にする」という体験で出来ています。その説明はむずかしいです。朝ごはんに白米やお味

    • 喚起される憎悪

      先月末の検査結果も含めての診断を受けに病院に行ってきました。いま僕が通うのは外来の外科です。二階にある外科受付で主治医の診察申請を終えると、後は順番が来るのを待合いスペースで待つだけです。 実はこの二階の外科の受付は小児科と受付が向かい合っています。ですので、かなり広い待合いスペースがありますが境目はありません。置かれたベンチの向きで「こっちは外科の方々。こっちは小児科の方々ね」という暗黙なレイアウトになっています。 小児科ですから、一家で子供たち全員を連れての来院も多い

      • 不要不急な消費とはなにか

        一部の統計データで、衣料品類の1-3期の売上は63%ダウンという話しを聞きました。おそらく4-6期も同様か、もしくはさらに下がりそうとのこと。さらに夏物は単価が低いので「量」が出ないと利益が出ません。ですので状況と合わせて鑑みるとアパレル産業は想像以上に厳しい状況に追い込まれて行く事になりそうです。 アパレルが仕入れる商品数量は、前年度比を上回る量が前提です。そしてマーケティングやブランド戦略で、増やした生産量を含めて売り切って行こうとします。ECにも投資し、販売店や販売先

        • とりあえず登録してみた。

        身体性の渇望