文章を読んでもらうコツは相手の脳に負荷をかけないこと。
毎日、文章を投稿していると、
文章の書き方のコツについて、
ご質問される事があります。
僕は文章の書き方について、
本格的に学んだ事はないですが、
ひとつだけ、ものすごく
意識している事があります。
それは、
『相手の脳に負荷をかけない』
ということ。
脳科学的に言うと『認知負荷』
と言うそうです。
人は文章を読んで、
それを理解しようとする時に、
ものすごく脳に負荷がかかります。
疲れている時に、
難しい本を読む気には
なれないですよね?
ただでさえ、普段、忙しくて、
疲れているのに、
脳に負荷がかかる文章なんて、
読んでもらえない。
いつも、そう思っています。
負荷を軽減するために
僕が意識している事が
いくつかあるんですが、
その中の一つは、
例え話を使うこと。
人に何かを分かりやすく
説明しようとする時、
やっぱり、例え話は最強です。
話上手な人は例外なく、
例え話を多用しますし、
使い方がものすごく上手い。
『それ、失礼ですよ』
と言われるよりも、
『マクドナルドでモスバーガーを
注文するくらい失礼ですよ』
そう言われた方が
失礼度合いが良く伝わる。
『それ、全然、違うよ』
よりも、
『扇風機と戦闘機くらい違うよ』
『遅いよ!』
よりも、
『11月に冷やし中華
はじめましたくらい遅いよ』
『せっかちだな』
よりも
『花火が終わってないのに
バケツの水に入れるくらいせっかち』
何かを伝える時、
例え話は最強です。
一発で理解できるので、
相手の脳に余計な負荷を
かけずにすむ。
だから、読んでくれるし、
『読もう』という気になってくれる。
また、同じことを説明するにも、
いくつのパターンの例え話を
用意するようにしています。
そうすることで、
相手が興味がある事で
説明することが出来るからです。
その方が圧倒的に
聞いてもらいやすくなる。
野球好きには野球で、
相手が主婦なら料理で、
その人がいる業界やジャンルで。
『集中力がなくなる』
よりも
『集中力が金魚レベルになる』
『もったいない』
よりも
『iPhone買ったけど、使い方が分からずに
タイマー専用で使うぐらいもったいない』
例え話、最強だと思いません?
だから、僕は24時間体制で
例え話のことばかりを
考え続けています。
何かを説明する時に
相手の脳に負荷をかけない。
それは、僕なりの相手に対する
思いやりだったりもします。
仕事でもプライベートでも
人間関係でも何でも、
『上手く説明出来る』
というのは、ものすごく
大きな武器になると思っています。
そんな武器を手にれるというのは、
人生において、
大谷翔平をフリーエージェントで
獲得したチームみたいなものです。