今、やっておくべきなのは『自分』という資産の運用

『今、オファーが5件きてるんだよ』
昨日、70歳近くになる先輩が
何気なく発した言葉です。

『85歳くらいまで仕事
　　　したら引退するよ』

と笑っていました。

70歳近くになっても
世の中から引っ張りだこって、
素直にすごいなぁと思いました。


メジャーリーガーの
ダルビッシュ有投手は
36歳にして、パドレスと
6年、約142億1000万円で
契約延長することで合意しました。
契約最終年の2028年は42歳。

36歳からの6年契約って
本当、驚きです。
絶対によそに移籍
させたくなかったんでしょうね。

場合によっては42歳に
なった時にさらなる
契約延長があるかもしれない。

引退したとしても、
それと同時に別のオファーが
殺到するのは間違いない。

還暦を過ぎた先輩が若い頃、
『この人に会ってきなさい』
と母親に言われた人は
かつて世界一の長寿として知られ、
120歳まで人生を全うした
泉重千代さんでした。

まだ、学生だった先輩が
泉重千代さんに

『長生きするコツは何ですか？』
と質問すると一言、

『学生さんよ、
　好きなように生きなさい』

と言ったそうです。

100歳を過ぎても、
自分で針の穴に糸を通して
いたというから驚きです。

取材の際に


『長寿の秘訣はなんですか？』
と聞くと『酒と女かのぉ』

と答えたそうです。

『好きな女性のタイプは？』

との質問には

『やっぱり、年上の女かのぉ』

と答えたのは有名な話です。

泉重千代さんの家は常に
人がいっぱいいて、
まるで観光名所のように
なっていたそうです。
みんな泉重千代さんの話しが聞きたい。

今、将来の不安から
資産運用の必要性の
話を聞くことが増えました。

もちろん、それも
やっておいた方がいい。

ただ、個人的に今、一番、
やっておくべきことは

『自分』という資産の
運用なんじゃないかと思っています。

いろんな投資がありますが、
一番、確実なのは
『自己投資』
なんじゃないですかね。

お金はなくなりますが、
スキルや経験やノウハウは
一度、身につけると
生きている限り
なくなることは絶対にない。

お金をたくさん貯めておく
という考え方もありますが、
今のうちに絶対に
奪われることのない、
スキルや経験やノウハウに
お金を変換しておくという
考え方もあるん
じゃないかと思います。

自分の持つ、スキルや経験や
ノウハウはどんな大泥棒にも
奪われることはないし、
生きている間、なくなることもない。

これからは、
リアルの世界だけではなく、
ネット上でもちょっとした
影響力を持つことを
意識した方がいいように思います。

毎日、投稿していた
ある会社員の若者が
ある日、会社との折り合いが
合わなくなり、退職したそうです。

暗い気持ちのまま、
その日の夜に
『会社辞めました』と
一言、投稿したら
入社オファーが殺到したそうです。

今やネット上である程度の
影響力を持つというのは
一番のセーフティーネット
なのかもしれません。

『専門家』や『評論家』などから
信頼を得るよりも、
『大衆』から信頼を得た方が
はるかに確実に
『安全地帯』に入ることができる。

『そう思いませんか？』

僕が書き続けている記事も
ある意味、『資産形成』の
ひとつだと考えています。

子どもに残してあげられる
財産の一つでもあると
思っています。

相続税の心配もない笑

お父さんの思考や生き様を
文章にして残しておいて
あげたいと思っています。

これまで、noteやFacebookの記事や
メルマガに何度、
救われてきたか分かりません。

人生の転機になったり、
素敵な方々と知り合う
きっかけを何度も演出
してくれています。
これから先も
ずっとそうなんだと思います。

記事を投稿し続けていなかったら
俺の人生終わっていたかも。
と思う事すらあります。

先輩は

『今、オファーが5件きてるんだよ』

と言っていました。

選ばれる側ではなくて、
完全に選ぶ側です。

今、一番、やっておくべきなのは
自分を資産化しておくこと
なんだと思います。

会社名でも職種や
肩書きでもなく
『個人名』を資産化しておく。

会社名や職種や肩書きや
持っているお金を
全部、自分から差し引いた時に
いったい自分に何が残るのか？
それは、時代が変わっても
大衆から必要とされ続けるものなのか？
そんな事をいつも、意識しています。

いくつになっても
常に選ぶ側にいる先輩達の言葉を聞いて
違いをもたらす違いはなんなのかを
勉強させてもらっているところです。

今、積み立てておくべきなのは
お金だけではないんじゃないですかね？

ただ、自分の中で
今、積み立てておくべきモノが
何なのかは明確になっています。

自分は辞めたくても
大衆が自分を引退させてくれない。

そんな人を見ると、本当、憧れます。

それが自分の理想の
人生の形なんですよ。


90歳になった時に

『オファーが5件きているんだよ』

そう言っている自分で
いたいものです。