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自己肯定感には『条件付き自己肯定感』と『無条件の自己肯定感』の二種類がある

自己肯定感には
『条件付き自己肯定感』と
『無条件の自己肯定感』の
二種類があるそうです。

その違いは、
条件付き自己肯定感は変動制で、
無条件の自己肯定感は固定型
だということ。

条件付き自己肯定感は年収が1000万円、
体重が50㎏以下の自分は好きだけど、
そうじゃない自分は好きになれない。
年収が1000万円を下回ったり、
体重が50㎏を超えると、
急に自分の事が嫌いになる。

真面目で一生懸命な自分、
目標を達成する自分でいると
安心だし、自己肯定感を保てるけど、
ダラダラしている自分。
目標を達成できない自分のことは
受け入れられない。

もし、普段、条件によって、
自分の自己肯定感が
過剰に上がったり下がったり
するようなら、それは
『条件付き自己肯定感』
だからなのかもしれません。

『○○があれば幸せ』
という感覚の人は
裏を返せば、それを
手に入れる事が出来なければ
永遠に幸せになる事は
出来ないということ。
仮に手に入れたとしても、
それを失った瞬間に
幸せではない状態に
逆戻りしてしまう。
夢が叶ったら幸せだけど、
夢が叶わなかった自分は惨めな人間。
そんな感覚でいると
メンタルが不安定極まりないですね。

どちらが良い悪いの話ではなくて、
自己肯定感には二種類あって、
それぞれ、特徴があるというだけの話です。

ただ、『条件付き自己肯定感』は
心の変動が激しい分、結構、忙しい。

『無条件の自己肯定感』とは、
存在レベルで自分や他人のことを
受け入れることが出来る
マインドのことを言うそうです。

赤ちゃんに対する無条件の愛に
何か似ています。

無条件の自己肯定感というと、
自分を甘やかすとか、
自分勝手とか、努力する必要がない
という事と混同してしまいそうですが、
そういう事ではない。

体重が50㎏を超えた自分も
自分として受け入れることが
出来るけど、健康のため、
自分のために体重を
キープするために努力する。

存在レベルで自分の事を受け入れつつ、
努力し続けられるマインド。

そんな人は他人のことも
ありのままに受け入れることが
出来る傾向にあるそうです。

スポーツの世界でも
ビジネスの世界でも、
どんな世界でも、
自分がその分野で
活躍出来なくなった瞬間に
メンタルが崩壊してしまう人を
何名も見てきました。

その理由の一つはおそらく、
『条件付き自己肯定感』
だったからなんじゃないですかね?
それを出来る自分だけが
心の支えだったんだと思います。

『良い時も、悪い時も、
同じ態度で接してくれた
人だけ信じられる。
そういう人と
一生付き合っていきたい』

元プロ野球選手で名監督だった、
落合博満さんの言葉です。

僕の友人にも、
僕がいい時も悪い時も
変わらず連絡をくれて
昔と何も変わらない接し方を
してくれる友人がいます。

そんな人とは一生、
付き合っていきたい。

僕は有名人や著名人の
友人がいっぱいいますが、
有名人だから付き合っている
という人は一人もいません。
その人の事が人として好きだから
ずっと付き合っていきたい。
そう思っているだけです。

たまたま、好きになった人が
有名人だったというだけの話です。

これだけ、変化の激しい現代社会。
いつ、自分が積み上げてきたもの、
自分が誇れるものを失って
しまうか分からないような時代です。

今までものすごく価値があったモノの
価値が突然、下がったり、無価値になったり、
場合によっては、足かせに
なってしまうことさえある。

先日、ドラフトで
プロ野球チームに入団したけど、
戦力外通告を受けた方と
お会いしました。
落ち込んでいると思いきや、

『みんな、僕が落ち込んでいると
思っているようですが全然ですよ。
僕は他にもやりたい事があるし、
人が経験出来ないような
プロ野球の世界を経験出来た
僕は本当にラッキーな人間です。
プロ野球選手ではなくなった。
ただ、それだけの話です』

そう言って、終始笑顔で
話しているのが印象的でした。

自分の身を守るために
『無条件の自己肯定感』
はないよりは、
やっぱりあった方がいい。

それは『生きる強さ』なんだと、
その方とお話していて、
あらためてそう思いました。

今、誇れるモノを仮に全部、失っても
自己肯定感を保つ事が出来ますか?


先日、ライブ配信に参加してくれた皆様、
誠にありがとうございました。
本当、楽し過ぎました。
お忙しい中、お話してくれた
インテリア心理コンサルタントの
『まえうみさきこ』さん、
ありがとうございました。
相変わらずお話が面白いです。
以下、アーカイブです。
『私の才能を見つけて開花させてくれた』
ぜひ、ご視聴ください。


次回の開催は6月20日(木)20時~を
予定しています。次回は
YouTubeが日本に入ってきた時に、
英語から日本語に
YouTubeを翻訳した張本人であり、
zoomジャパンの立ち上げ
メンバーの一人で、
『YouTube成功の実践法則60』著者の
木村博史さんです。
次回はYouTubeライブで配信致します。
ぜひ、チャンネル登録の方もお願いします。
https://www.youtube.com/@presentsfm6356/featured

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