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『質問の仕方』はその人の人生を大きく変える

最近、『質問』の重要性をあらためて
感じるきっかけがあったんです。


【質問は盛り上がり、モチベーションに影響する】



作家で男性アイドルグループ、
NEWSのメンバーの
加藤シゲアキさんの作品、
長編小説『オルタネート』が
直木賞候補になったことを受け
ご本人がインタビューに
答えているところを
テレビでたまたま見ました。

インタビュアーの男性が
最初に質問したのが

『芸能活動と小説家は
 どちらが本業でどちらが副業ですか?』

正直、唖然としてしまいました。

おそらく、加藤さん本人にとっては
どちらも本気で取り組んでいる仕事。
そういう意味では、どちらも本業なはず。
あえて、どちらが上か下かみたいに
優越をつける必要もないし、
聞いたところで何の意味もない。

実際、どちらを選択しても、
一方は本気でもう一方は
本気ではないと答えているようなもの。

テレビのインタビューで選べるはずがない。

インタビュー中、どんな質問をするのか
こちらの方がずっと
ドキドキして見ていました。

『話すプロ』が必ずしも
質問力が高いわけではない事や
一番最初になげかける
『質問』はインタビュー全体の盛り上がり、
モチベーションに大きく影響する事を
学びました。




【相手の『興味、関心』の貯水タンクの蛇口をひねる】




人はみんな自分の好きなことを
誰かに話したいもの。

誰しも『興味、関心、好きな事』が
貯まりにたまった
『貯水タンク』を持っている。
それをいち早く見つけ
蛇口をひねって、
吐き出させるきっかけをつくるのが
『適切な質問』
なんじゃないかなと思っています。

蛇口から、どーっと水があふれだす。
すると相手は『すっきりした~』となる。

自分の知らないこと、興味、関心がなくても
相手の『興味、関心』を的確に見つけて
貯水タンクの蛇口をどんどんあけて
水を吐き出させることが出来る人が
『また、会いたい人』と言われる人
であることに気づきました。

また、『違った視点』から繰り出される
質問にはものすごいチカラがあります。

「面白い質問だね~」と言われると
話は一気に盛り上がり
お互いの距離感が縮まります。

『質問力』はイコール、
相手が一番、興味のある部分を
ピンポイントで見抜いて、つく能力。

どんな人でも、話したいことを
気持ちよく話させてくれた相手には、
新しい情報や自分の中にある、
とっておきのネタを伝えたいと思うもの。
結果として価値ある情報を
手に入れやすくなる。

いずれにしても
『質問の仕方』ひとつで
その人の相手を見抜くチカラ、
知識の深さ、全体を見渡す能力、
相手を喜ばせようとする
ホスピタリティ精神など
をみることが出来ます。

よくわからない質問ばかりされると
時間がものすごく
長く感じてしまうのは
僕だけではないはず。



【『質問』がその人の人生を大きく変える】



『素敵な質問』
『的確な質問』
を次々に
なげかけてくる人とお会いすると
それだけで得した気分になるし、
相手のことを
しっかり見ているなぁと関心する。

『質問』がその人の人生を
大きく変える要素に
なっているのは間違いないようです。

今日も一日、
お会いする方が
どんな質問をしてくるのか
最大限の関心を持って
過ごしたいと思います。

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