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『知能(IQ)の高さと人生の成功は相関関係にない』これから本当に必要な頭の良さとは?

将棋界のレジェンド、
羽生善治さんは、
デビュー当時、高校生だった
藤井聡太さんの将棋を見て、
『学びたい』と言ったそうです。

羽生善治さんは
あるインタビューで、
こう答えています。

『過去にこのやり方で
勝てたという経験には
あまり意味がない。
最先端の感覚を
取り入れなければ生き残れない』

僕が頭が良いと
感じる人の特徴は
『柔軟性』がある人。


柔軟性がある人は
情報を取り入れる能力が
ものすごく高いということ。

相手が年下だろうが、
立場が下の人だろうが、
子どもからでも
何かを学ぼうとする人は
やっぱり最強です。

僕が
『この人頭が良いなぁ』
と感じるもう一つの特徴は
情報を正しく、相手が
理解しやすい言葉で
適切に伝える事が出来る人。


情報を取り入れる能力が高くて、
その取り入れた情報を
自分の中で整理して、
相手の状況に合わせて
適切に、正しく伝えることができる人と
出会うたびにものすごく感動してしまいます。


簡単に言うと、
インプットとアウトプットが上手な人です。



コミュニケーションはよく、
キャッチボールに例えられます。

相手が話す内容、
相手が伝えようとしている
内容をしっかりと理解するチカラ。
それがボールをキャッチする能力
なんだと思います。

相手から受け取った情報を
自分の頭の中で整理して、
適切な返答を返す。

それは相手が取りやすい球を
上手くコントロールして、
相手の胸元へ投げる事が出来る能力。

自分の方に飛んできた球は
確実に捕ることができる。
そして、それを相手の胸元へ
コントロールよく投げることができる。

そんなキャッチボールを
繰り返していると、
当然、自分も相手も
気持ちよくキャッチボールを
続けることができる。

そんな能力を持っている人は
どんな世界にいようとも、
おそらく容易に生きていける。
知識や能力や評価も
どんどん、高まっていくはずです。

芸能界で生き残る人の特徴は
依頼側がやりたい事を
理解した上で
しっかりとそれに向かって
行動できる人なんだそうです。

スポーツの監督が
一番、使いたい選手は
監督がやろうとしている
戦術をちゃんと理解して、
それをしっかりと遂行できる人。

仕事でもプライベートでも
それは同じなんじゃないですかね。

スタンフォード大学の
心理学者ルイス・ターマンが
1528人の優秀な生徒を集め、
全員を35年にわたって追いかけて、
大規模な調査をした結果、
『知能(IQ)の高さと
人生の成功は相関関係にない』
と結論づけたそうです。

おそらく、みんな薄々、
気づいてはいましたよね?(笑)

一言で頭が良いと言っても、
いろんな頭の良さが
あると思うんですよ。

勉強ができる人や
知能(IQ)の高い人だけが
頭の良い人ではない。

相手の気持ちを察する能力や
場面によって、
言葉をチョイスする能力なども
頭の良さなんだと思います。

いろんな情報を受け取る事が
出来る柔軟性とそれを相手に合わせて
上手く伝えることができる能力。


インプットとアウトプットを
上手くこなす能力。
それが、これから、本当に
必要な頭の良さなんだと思っています。


ただ、資格があるわけでも、
認定証があるわけでもなければ、
数値化する事も出来ない。
そんな人の頭の良さは
理解されづらいし、評価されにくい。

そうなると、
リーダーと呼ばれる人たちには
そんな人の能力のすごさ、
素晴らしさを見抜く能力が
必要不可欠になってくる。

目に見える、
形のある頭の良さしか
見抜けない、評価できない
リーダーはこれから、
かなり、しんどくなって
いくんじゃないですかね。

業績が高い会社の特徴は
面接する人間の能力が高いという
共通点があるそうです。

肩書きや立場だけで
面接する人を選ぶことはない。
目に見えない能力を
見抜く能力を持っている人を
面接官に選んでいるみたいです。
自分の立場が悪くなるという理由で
優秀な人材を採用しない人だっている。
相手の能力を見抜く事が出来ない人が
面接をすると悲劇が起こる。

結局、なんだかんだ言っても、
絶対に必要なのは、
『頭の良さ』なんだと思います。

でも、本当に必要なのは、
自分はどんな頭の良さを
持っているべきなのか、
そして、相手の目に見えない
頭の良さを見抜く能力なんだと思います。


まったく勉強のできない、
ものすごく頭の良い人は
世の中に確実に存在しています。
僕の友人にもたくさんいる。
たいていの場合、
本人も自分の頭の良さに
気づいていない。
当然、その逆の人もいる。


必要とされる
『頭の良さ』が
時代と共にどんどん
変わってきていると思いませんか?

『知能(IQ)の高さと
 人生の成功は相関関係にない』

それを聞いて安心しました。
学生時代、成績がものすごく悪かった
僕にもまだまだチャンスがある。

僕にとって、ものすごく
都合の良い時代に生まれてこれて
本当に良かったです。

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