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「普通の家庭」とは???

 今日、朝からだらしない高校生息子と駅まで送る車の中で大ゲンカしてしまった。

息子はよくケンカ中に
「普通の家庭じゃないんだよ!俺んちは!」
と言う。

いつもそこで疑問に思うことがある。

普通の家庭って?



息子曰く

最近のご家庭は「共働き」で常に両親がいないので親からの口うるさい躾もなく、自由気ままに子ども達が過ごせて、その中で自分たちの事を考えて生きていける。そこで子ども達は成長して自分の夢に向かって羽ばたいていく。

らしいのですが。

うちは私がずっと家を守っていたせいで「過干渉」「過保護」だと。
それが原因で自分が何も考える事ができない人間になってしまった、とのこと。


まぁ過干渉・過保護は過去にあったし確かに認める(笑)
だけど高校生になってから結構ほったらかしてますよ。

あと。
ぶっちゃけるとうちは無借金生活をしているので、現状夫の給料だけで充分な生活を送れるのと、子ども達や夫の日常の生活に支障をきたさないようにするのが母や妻の役目だと思っている。
だから仕事をしていない(本当は家でちょっとやってるけど)んですけど。

結構自分の時間は犠牲にして家族のために尽くしているつもりです。
こうやってブログを書く時間しかないくらいは家で家族が「普通に暮らせる」ように整備していますけれどねぇ。


私も子どもの頃そうだったけれど。

普通の家庭にどっぷり浸かると忘れがちな

「感謝の気持ち」



これなのかなと思う。
本当に何気ない日常をなんとなく過ごしているけれど。
父親が汗水たらして必死で働いていたり、母親が毎日快適に眠れるようにシーツや布団を洗ってせっせと整えていたり。
そういうのが当たり前になると「ありがとう」という気持ちが消えてしまうのかもしれませんね。


何でも親のせいにして自分の生き方が間違った方向に行ったとしても

「孝行を したいときには 親はなし」

と言いますから。

あと何年後にこの世を去るかわかりませんが、その時に気づいてもらいましょうかね。(笑)

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