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【シャドバ】LOSリーグ10th第十一節反省会

導入

アディショナルカードが追加されて初めてのLOSリーグが開かれた。前節の第十節は、自分も出場していたもののアディショナル直前であったこと、提示が下位3リーダーであったことなどから定例の反省会記事の筆を執らなかった。

第十一節直前の状況を整理しておくと、僕の所属する"Seekerz"の成績は三勝七敗。個人成績は四勝三敗。プレーオフの目は完全に潰えたが、個人勝率でのランクインを狙う。そんなわけで今節の相手は"2進月歩"。対戦相手はRechiさん。早速試合内容を振り返っていこう。

ちなみに以前のLOSリーグ反省会記事は下のリンクから。
第一節
第二節
第七節
第八節
第九節

試合内容

▶ピック

まずリーダー提示がこちら。
リーダー順位はそれぞれ左から、4位/5位/6位。というわけで順当に順位の高いドラゴンを選択。

アディショナル後のドラゴンは新カードの「ドラゴンイクシード・ギルヴァ」がかなり強力と聞いていた。また、ネメシスの「ブーストキッカー」禁止を受けてロイヤルの「レヴィオンの魔獣使い」のパワーが格段に上がったが、ドラゴンは比較的「魔獣使い」のカウンター手段を持っているリーダーだ。

そして初手。
右の「フェニックスハウル」は「魔獣使い」のカウンターカードの一つ。かなり欲しい一枚。
対して左の選択肢はどちらも疾走。かなり自分から勝ちに行く際に重要なカードと言える。

体感ドラゴンは盤面で戦うより、疾走を投げつけて空中戦に持ち込んだほうが勝率が高いため、左の疾走2種を選択。

天災のジェネシスドラゴン」に関して言えば、あまり望ましい使い方ではないが最悪「ハウル」の代用もできるのも評価点だった。

そして二手目。
左の「ニードルドラゴニュート」は強力だが、右のランプカード+ランプ後のバリューカードという組み合わせがあまりにも魅力的。よって右。

三手目。
それぞれ真ん中の「アマルガムドラゴン」と「旋風のプテラノドン」はそこまで欲しいカードではない。が、両端の「深緑竜の軍師」と「螺旋のムシュフシュ」はとても魅力的。

「プテラノドン」に関しては、ボーナスの消滅とともに「ナテラの大樹」が獲得しにくくなったため効果の起動が難しくなった。しかし、一応自然カードというボーナスがあって、ディスカード系統とシナジーがある。

また、二手目に「竜の託宣」が取れていることもあって「託宣」→「ムシュフシュ」という黄金ムーヴも目指していきたい。よって右

四手目。
ソードウィップドラグーン」は「魔獣使い」をカウンター可能な一枚。また「竜人の吐息」も3コスト6点スペルと破格の性能。対して右は大して魅力的ではないので特に悩まず左。

この中で最も魅力的でないカードが「闘技場の司会者・チャット」。また、現状「風来の絵描き」のコピー先も取れていないので右を選択。

左の「鋼爪の竜戦士」は強力だが現状機械カードはゼロ。また、「蛇竜の契り」を取りたくない+2コストが欲しい、ということで右。「氷上の竜戦士」はドラゴンの2コストの中ではかなり上位の性能だ。

ドラゴンブレイダー」は魅力的だがすでに一枚とっている。そう考えるとその横にくっついている「猛毒のディロフォサウルス」への嫌悪感がより募る。対して右は軽量の除去スペルとエンハンス持ちの3/3/3。バランス重視で右を選択。

二度目の金虹。
現状ディスカード系統のカードは一枚も取っていないが、「波濤のプレシオサウルス」が最も魅力的。今後の受けも考慮して左を選択。

単純にカードパワーの見比べで右が勝っていたので右。4コストフォロワーが取れていないのも大きい。

右の「神話の剣」「ラブソングシンガー」はいずれも強力。が、それ以上に「ブーストキッカー」亡き後の「ゴブリンスクラム」は取る価値ありと判断。左。

3/3/3、1コスト除去ともにすでに一枚とっている状態。そのため2コスト除去と「トンファードラゴニュート」をピック。

文句無し左。

風を知る者・ゼル」も一枚なら許容範囲。「ブレイダー」や「ダークジェイルドラゴン」などと組み合わせて相手の想定外の打点を出しやすい。また「ニードル」は言わずもがな。

ラストのシルバー。
「ムシュフシュ」は偉いが、2コスト不足とディスカード要員を考慮して右をチョイス。

ラスト金虹。
話題の「ギルヴァ」が登場。左の「絆の竜剣士・アイラ」「気弱な竜少女・イノリ」も魅力的。が、新カードという魅力には敵わず「ギルヴァ」をピック。

そんなわけで完成したデッキがこちら↓

平均的なドラゴンといったところだろうか。ネメシス相手はやや厳しいかもしれない。

▶序盤

さて、マリガン前から早速「ギルヴァ」が引けた。相手はロイヤルなので、「ギルヴァ」の進化を「魔獣使い」のカウンターとして使っていきたい。
また「バブルマーメイド」も初動としてはベストだ。「プテラノドン」だけ浮いているので、これだけ返すことにした。

というわけで2ターン目時点の手札がこのようになった。やはり「ギルヴァ」がいるのが心強い。

2ターン目にプレイするフォロワーはやはり「バブルマーメイド」になった。

対して相手は「機械の輸送者」の効果を起動させ、「バブルマーメイド」と相討ち。そうして3ターン目にトップしたカードが「聡明のドラゴニュートスカラー」。

相手がただ2コストを置いてきただけだったら「ラブソングシンガー」を使って有利トレードを試みていたが、そうはならなかったのでありがたいトップだ。

そのまま「スカラー」を「ガジェットマーメイド」を捨てつつプレイ。

相手の3ターン目は「猛然たる騎士・ゲルト」。対してこちらの手札には「スカラー」のドローで「ダークジェイルドラゴン」。4ターン目のドローで「ジェネシス」。一気に金虹が集まってきてゲームプランが立てやすくなる。

次が相手の進化ターンということを考慮すると、ここでフォロワーをプレイしても有利トレードされてあまり美味しくない。というわけで「ジェイル」を潜伏させて置いておくことに。

▶中盤

こちらが潜伏とアンタッチャブルフォロワーの盤面に向こうも潜伏の「スラッシュアサシン」進化で返してくる。

手札には「ギルヴァ」も「ジェネシス」もある。ライフプッシュを続けて押し切るプランが現実的に見える。特に「スカラー」を倒す手段を相手が持ってなさそうなのがその考えを後押しする。

とりあえず「スカラー」進化で「治癒のドラグーン」を捨ててドローを見る。相手も「アサシン」進化などでライフレースで競る構えを見せていたためここは「治癒」を捨ててのライフゲインを重視。

引いてきたのは「氷上」。「ソードウィップ」は6ターン目に、「氷上」は覚醒後に使っていきたいため現状プレイアブルで効果的なのは「ラブソングシンガー」のみ。

そこで「ラブソングシンガー」を「ゲルト」に当てるのは確定。しかし問題は「ジェイル」で「ゲルト」に当たるか否か。「ラブソングシンガー」の効果付与後であれば「ジェイル」で有利トレードができるが、ライフレースで勝つプランを策定した手前「ジェイル」で顔にも行きたい。

結局、6ターン目や7ターン目の「ソードウィップ」や「ギルヴァ」での一掃を考えるとここで「ゲルト」を取る意味は薄いと判断して、「ジェイル」も顔。当然「スカラー」も顔。

相手の5ターン目、「抑圧の関門」で「スカラー」を処理。「アサシン」で「ジェイル」を上からとってターンが帰ってくる。

トップは「トンファードラゴニュート」。選択肢は「ソードウィップ」「ニードル」「トンファー」「ギルヴァ」と豊富にある。

が、相手の「魔獣使い」を考えると「ギルヴァ」はプレイできない。「ソードウィップ」も1面処理のみで効果的とは言えない。「ニードル」が一見良さそうだが、実は「トンファー」での横並べも「魔獣使い」の牽制には効果的。

また、「ニードル」はラグなく盤面に干渉できるカードだが「トンファー」は盤面に干渉できないので、使えるタイミングで切っておかないと後々腐りそう。というわけで「トンファー」をプレイ。

また、ラブソングシンガーも顔に詰めて相手のライフを9に。これで「ジェネシス」進化でのリーサルが見える。

相手の6ターン目は案の定「魔獣使い」のプレイ。ここでは満を持して暖めておいた「ギルヴァ」をプレイするのが正着だろう。

一応気をつけるべきは、「ギルヴァ」の進化効果は自分のフォロワーにも飛ぶということで、先に「プロダクトマシーン」を5/3の「ホワイトタイガー」にぶつけておく必要がある。

初めて「ギルヴァ」に進化切った。

▶終盤

結局相手は「ギルヴァ」の返しを、「ペインレスサムライ」+「無頼の野武士」進化当たりでやり過ごす。

が、こちらのトップは「オルカの滝のぼり」。「ギルヴァ」のリーダー付与効果で、相手の「ペインレス」をこの「滝のぼり」で消せば5点入るので、GG。

感想と反省

個人勝利ともにチームも勝利し満足。試合直後の感想としては、金虹を引きすぎてそのパワーで勝ってしまったなというものだった。

実際金虹6枚中5枚引いていて、ゲームに絡んだ数は3枚とはいえ充分多い数値である。また、金虹自体カードパワーの高さから、手札に見えるだけでゲームプランの立てやすさに繋がる。

また、それ以外にも引きに助けられた場面が多く、マリガン前初手の時点から充実していたし、トップから最適解が降ってきた場面が3度もあった。相手に申し訳なくなる思いも多少ある。

とはいえプレイとしてもあまり間違いはなかったので、そこは良かったかなと。一応5ターン目はもう少しいい択が有りそうで、「ジェイル」進化「治癒」置きとか、「ジェイル」で「ゲルト」取る択だったりも有りだったなと振り返って思った。

というわけでまた次回の記事で。

それでは。

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