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【シャドバ】LOSリーグ10th第九節反省会

導入

全十七節と長丁場のLOSリーグもついに折返しとなった。現在"Seekerz"の成績は二勝六敗。プレーオフの目がギリギリ残っているか残ってないかのライン。
個人成績は三勝二敗。ギリギリ勝ち越しかといったところ。個人勝率の表彰もあるので気にしていきたいところ。
前節までのLOSリーグの反省会は下のリンクから↓
第一節
第二節
第七節
第八節

今節の相手は"Electio"。対戦相手はeluさん。今回僕は四番手として出陣したが、すでにチームは二敗した状態でバトンが渡され、負けたらチームの負けも決まる状況。というわけで早速試合内容を振り返っていく。今回はピック時からスクショを撮影したのでピックから振り返っていく。

試合内容

▶ピック

LOSリーグ初のネメシス!
すでにチームメイトが一回ネメシスを選択していたが、ここは喜び勇んでネメシスを選択。

ファーストピック。
左の「アーティファクトコール」はかなり避けたいカードで、右は特別良いわけではないが悪くもない。よって右を選択。

二手目。
特に迷うことなく左。

比較的悩んだ場面。
チャクラムオフィサー」と「ブーストキッカー」どちらも欲しい。が、「キッカー」の方が代えの効かないカードなので右を選択。

提示カードが全体的に弱めな四手目。
この中では「パペットショック」がずば抜けて強いので、左を選択。

初のニュートラル枠である五手目。
荒野の案内人」を避けたくて「風来の絵描き」が強力なので即左。

左も悪くないが右の確定除去セットのほうが魅力的。

パラダイムシフト」を供給してくれる「ロボティクスユーザー」がずば抜けて欲しいカード。よって右。

右も左も欲しい、喜びの悲鳴。
しかし、デッキ全体のバランスを考慮したとき「パラダイム」のコストを下げつつ他のカードを供給してくれる左がより強力な選択肢だと判断。

これも「ロボティクス」が欲しいので左。

左の「傭兵の集会所」はなんとしてでも避けたいカード。逆に右の二枚はかなり強力な選択肢なので迷うことなく右。

かなり悩ましい択。
左の択は無難という表現が正しいか。「魔笛の奏者・ハーメルン」は中々魅力的ではあるがすでに一枚取っている。「アーマードアルマジロ」は現状そこまで強力な使い方はできない。
対して右は、「アーティファクトの同調」が凄く魅力的だが、すでに一枚「黒鉄の兵士」をピックしていて二枚目は可能な限り避けたい。
結果的にここは「黒鉄の兵士」二枚目を嫌って左を選択した。

再び降ってきた「キッカー」と「チャクラム」の択。しかし今回は「キッカー」にくっついてるカードが違う。「デバイスチューナー」は今期かなり強力で、これも是非欲しい一枚。というわけで左。

「同調」が三度登場。先程「黒鉄の兵士」を避けたお陰でもう「アルマジロ」は要らない。「ペネトレイトランサー」はそこまで嬉しいカードではないが、「同調」の優先度が高くて許容範囲。というわけで右。

最後のシルバー枠。やっと「チャクラム」が取れそうだ。「デバイス」というくっつきも最高。

ラスト金虹枠。左にある「リンクハート・オーキス」は強力なカードだが、右にある「運命の反逆」がそれ以上に魅力的。右。
そうして完成したデッキがこちら↓

ネメシスとしては上々の出来か。

▶マリガン

対戦相手はドラゴン。そして後攻。かなり綺麗にコストが埋まりそうで、妥協キープする択も有り。
ただ、「反逆」のバリューを意識するなら「パラダイム」生成カードがぜひ手札に欲しいところ。たとえネメシスでも妥協せずに行く選択がいいと考え、「反逆」を残して二枚マリガン。

結果、後攻初手。2コストは見えないが4ターン目の「反逆」でテンポは取り返せそうか。

▶序盤

2ターン目に「同調」をトップ。
「同調」を開いて「アナライズアーティファクト」のプレイが一見良さそう。が、ここで「アナライズ」をプレイすると4ターン目に共鳴状態でなくなり「反逆」から女神が手に入らなくなる。
そう考えると安易に「アナライズ」が置けない。
そこから、3ターン目に「デバイス」で「アナライズ」をコピーして2体置けば共鳴調整が上手く行くという思考に到達。
2パスでかなりテンポロスしてしまうものの、3ターン目の3面展開と4ターン目の「反逆」で取り返せると判断。
よってこのターンは「同調」を開いて「アナライズ」をチョイスして終了。

3ターン目は予定通り「アナライズ」+「デバイス」+「アナライズ」。

▶中盤

そして4ターン目。狙い通り共鳴状態で「反逆」の準備が整った状態。かつ序盤のテンポロスのためライフレースで負けていて、そこも盛り返したい。
よって「反逆」から「ミスティックアーティファクト」に進化を切って、「アナライズ」と「デバイス」が顔を詰めれるようにプレイ。

しかし5ターン目。相手の「鋼爪の竜戦士」でかなり盤面が捲られ、「ガジェットマーメイド」までが顔に走ってくる状態。
ドラゴンは打点を出すカードが多いので、ライフ12点は赤信号に近い黄色信号と判断。
が、手札が多くプレイの選択肢がたくさんある。
このときの思考の端緒となったのは、ライフレースで負けない、というところ。よって「デバイス」で顔進化まで視野に。
そうなると、盤面の処理に進化を使いたくない、という思考に到達。そこから手札にあった「パペットショック」でちょうど二面処理できるに気付く。
さらに残った2PPを「ロボティクス」が埋めてくれたので、「パペショ」「ロボティクス」プレイからの「デバイス」進化顔という選択肢。
かなり強気な択を取った。

対して相手は「トライデントマーマン」で対抗。
そして迎えたこの場面、まず考えたのは二枚目の「反逆」のプレイ。理由としては共鳴状態であること、そして「パラダイム」のコストを下げたいというこの二つが挙げられる。
そこから、二枚目の「デバイス」のくっつきが認められ、進化無しでも相手の盤面の処理ができることを認識。
またこのときライフレースをより意識して「ロボティクス」が顔に行くことを考えるなら、「エンシェントアーティファクト」進化の択もあった。
が、その択は結局顔進化をしてるわけではないので、後から疾走に進化を振っても結局顔に入る打点は変わらない。よって進化を温存してこのあとの選択肢として残しておくことに。

そして相手の7ターン目は「繁茂のステゴサウルス」で「ミスティック」を倒し、「氷上の竜戦士」で顔を詰めてくる。
まずここの思考の皮切りになったのは、「ステゴ」に「パペットボックス」を打ちたいという衝動。
そうすると相手側に実質ハンデスを強いれる。また出てくる「ロココのテディベア」もすでに進化権がない現状裏目になりにくい。
またその次にライフレースの逆転が思考の中心に来た。そのためには4コストまで落ちた「パラダイム」から「エッジアーティファクト」のチョイスが必要。
ちょうど「パペボ」と「パラダイム」を合わせるとマナを使い切れる。よって以上の動きを選択。
またこのとき進化権は次のターンの「不鎮の女神・アレークト」のために温存することとした。

▶終盤

相手の8ターン目は「竜人の吐息」で「エッジ」を処理。残りのコストで「ドラゴンブレイダー」を結晶でプレイ。
そうなると回ってきた8回の裏。。ここは絶好の「アレークト」をプレイするチャンスだ。そのために前のターン進化権を温存した。
また「殺戮の女神・ティシポネー」や「チャクラム」の択もあるが、なにぶん「アレークト」は一番置く際の隙が大きい。ここを逃したらプレイのチャンスが来ないことも十分あり得る。
さらに、成立した際の勝利貢献度から見ても置くのが難しい分「アレークト」のほうが高い。というわけで「アレークト」をプレイ。進化で「ドラゴン」を上から取って終了。

相手の9ターン目は「ステゴ」での「アレークト」の処理と「螺旋のムシュフシュ」のアクセラレート。
結果的にかなり盤面が残って返ってきたわけだが、ここでリーサルクイズ。
分かっていれば難しくは無いが、突如降ってきたことからの思考の切り替えや他の選択肢の誘惑を考えると、実戦で気づくのはやや難しいと思われる。
実際ターンが回ってきても、僕は10秒ほど気づいていなかった。
というわけで盤面に9点、「チャクラム」から「レディアントアーティファクト」をチョイスして4点。合計13点でGG。

感想と反省

試合自体は、僕の勝利に続き大将の芭蕉さんも勝利して見事"Seekerz"の勝利となった。嬉しい!

僕の試合の感想としては、途中の進化権の振り方や大局観はかなり考えていたつもりだったが、試合直後はデッキのパワーでゴリ押した印象を持っていた。
が、こうやって振り返ってみると、確かにパワーでゴリ押しだったのは否めないが、特に自分に間違いがあったわけではないと確認でき、胸を撫で下ろしている。
恐らく中盤の選択肢は無限にあって、もしかしたらこれを読んでいる皆にはより良い択が見えているかもしれない。良かったらそれはコメントかDMなどで教えてくれると嬉しい。
またピックも途中悩んだ箇所が何個かあったので、僕と別のピックをしていたらそれも教えて欲しい。

というわけで今回は、初めてピックの段階から反省会を行ってみた。やや長くなってしまったが如何だっただろうか。

それでは。

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