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今日の戯言:KING王の『人生の名著二十傑』

十傑じゃ全然枠が足りないよ編

私KING王は、本当に大切な著作を語る時際に、「人生の名著十傑の1つ」という言い方を用いることがよくある。

しかし実は、これまでに一度も自分の中できちんと十傑を明確にしたことなどないのである。
そんなことに思い当たり、一度きちんと明確にしてみようと考えた次第である。

しかしいざ取り組んでみると、十傑ではどうしても枠が足りないのだ。
というわけで、ここは思い切って倍の二十傑とすることで自分を甘やかしながら、明確にしてみることとした。

さて前置きはこのくらいにして、『KING王の人生の名著二十傑』大発表!(番号はランキング)

1. ドストエフスキー『カラマーゾフの兄弟』
2. 佐々木毅『政治学講義』
3. 大沼保昭『人権、国家、文明』
4. 夏目漱石『明暗』
5. カント『純粋理性批判』
6. ドストエフスキー『悪霊』
7. 中村雄二郎『悪の哲学ノート』
8. 埴谷雄高『死霊』
9. 森本哲郎『そして文明は歩む』
10. 吉川英治『私本太平記』
11. プルースト『失われた時を求めて』
12. ユゴー『レ・ミゼラブル』
13. アイザィア・バーリン『自由論』
14. ヤスパース『哲学的信仰』
15. D・H・ロレンス『アポカリプス論』
16. 山城むつみ『ドストエフスキー』
17. プラトン『パイドロス』
18. 竹田青嗣『哲学は資本主義を変えられるか』
19. 内田貴『民法II 債権各論』
20. サイモン・シン『フェルマーの最終定理』

ほとんどの著作は本ブログにて投稿・紹介済みだ。

各著作がランク入りする理由が異なるため、ランク付けが難しいところがあった。

<ランク入り理由の例>

★思想的に影響を受けた著作(文学、思想哲学)
★知力、考える力を鍛えられた著作(社会科学、思想哲学)
★内容の深さに慄いた著作(文学、思想哲学、社会科学)
★読書の幅を大きく広げてくれた著作(思想哲学)
★感動した、泣けた著作(文学、ノンフィクション)
★人生において大切なことを教えてくれた著作(文学、思想哲学)
★価値判断基準、価値体系の構築に影響を受けた著作(思想哲学、社会科学)
等々・・・。

1つ注目するならば、先日読了し投稿した竹田青嗣『哲学は資本主義を変えられるか』がランク入りしていることだろうか。
4000冊超の読書遍歴があっても、新たに超上位陣に食い込む名著に出会うこともあるということだ。
本当に読書の可能性は無限大である。

過去の全読書経験を振り返るこのランク付け、その作業自体がとても楽しいので、是非皆さんもなさってみてはいかがだろうか。
オススメである。

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