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深夜特急にあこがれて 【インド編】3日目 2001年2月19日(月)

手紙を書く

旅行中は実家に向けて手紙を書く事が多い。
海外から到着するポストカードは、海外の匂いがするのがすきで、
状況を伝えるために親に宛てて手紙を書くが、実は自分が帰ったときに手紙を見るのが面白いと思っていて、お土産と安全に帰れるお守り代わりにしている。

実家と出発してまだ3日目なのに手紙を書くのはものすごく変な感じがするが、
気が付いたときにポストカードを取り出して書いている。

朝から郵便局に向かいながら、デリー市内をあるきまわる。
学生となのる少年たちにつきまとわれる。嫌な時間。
郵便局に向かっているはずなのに、別の方向を歩いていた。体力も精神的にもドッと疲れた。

牛肉を食べてはいけないインドのマクドナルドって肉は?

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大通りに出ると、マクドナルドがあったので入ってみることにした。
インドのマクドナルドはかなり興味があった。
牛肉を食べてはいけないインドのハンバーガー。

いちばん高い、マハラジャマック89Rs=240円を注文する。
見た目は、ハンバーガーの肉だった。肉だけ食べてみる。
正直全然わからない。何だこの肉は。
牛か豚か全然わからない。
あとで聞いたが、羊の肉だったらしい。全く分からなかった。

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マクドナルドはインドでは高級店扱いだった。
きれいに着飾ったご婦人、小綺麗な学生、お金持ちそうなお子様。
旅行している外国人もいた。

エアメールが21円

マクドナルドを出て郵便局まで30分ほど歩く。
切手が1枚8Rs=21.6円。
日本国内でハガキを出すよりも、
安く到着するのが不思議でたまらない。

ドミトリーは面白い

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チェックアウトをするために12時までに
ホテルパヤールに戻る必要があった。
オートリクシャー20Rs=54円でホテルに戻る。
いったんチェックアウトして、同じホテルの安いドミトリーに部屋を変える。
今晩のジャイプル行きの深夜バスに乗るために、
大きい荷物を持ってあるき回るのは体力の消耗が激しいので
ドミトリーで待機することにした。
ジャイプルはピンクシティと呼ばれていて、街がピンク色らしい。

ドミトリーには旅慣れた人が集まっていることが多い。
話を聞いているただけで、本当に面白い。
話をしていて仲良くなったので、一緒に晩御飯を食べに行くことにした。
カレーとラッシー。28Rs=75.6円
ラッシーは美味しかった。

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ジャイプルに行く前に、更に次の目的地に向けた電車のチケットを
取ったほうがいいと言うことを聞いて
ニューデリー駅に向かい、チケットを買おうとするも、
「銀行の両替証明書がないとチケット販売ができない」と言われ、
ホテルに戻り、証明書を持ってまたニューデリー駅に行くと、
すんなりチケットが購入できた。
両替証明書がなんで必要なのかがよくわからない。

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深夜発のジャイプル行きのバスを待ち、出発する。

ここから不幸が待っていた。。



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