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エンジニアになるまでのロードマップをDr.STONE張りにまとめてみた。

おはようございます、「今日も良い朝ですね」と人によっては「良い朝」の定義が変わるので、天気予報では「良い」と言う表現を使わないと昔ドラマで見たことを思い出した村岡です。
Top画像:UnsplashNaviが撮影した写真

私の場合は正社員→派遣社員→契約社員→業務委託→法人化と言う、よくある流れだとは思いますし、もっと早く業務委託をされている方もいらっしゃると思います。今回は反面教師としてでも1つの参考になればと思い、業務委託で仕事を受けれるようになった経緯をまとめました(文章や表現が幼稚な部分もあるかと思いますのでお許しください)。要領が悪く、出来も良い方ではなかったので、周りと比べられて本当に自分はセンスがないな」と何度も挫折することもありましたが、節目節目で多くの人の支えもあり何とかここまで来れました。最近は色んなバックグラウンドでも独学で勉強を進めている方も多いかと思いますので、一つの参考になれば幸いです(エッセイぐらいの感覚でお読みいただけたらと思います)。

①生物系(大学)→情報系(大学院)に進む

もともと、大学の時は生物系(三角フラスコとか振っている系です)で、大学院でのときに情報を専攻することにしました(当時の言葉でいうと"ノマド"が流行っていたので、単純に将来的には地元でも働けたらいいなぐらいな安易な気持ちで選択しました)。このときがめちゃくちゃ大変で、数学も高校で止まっているレベルだったので、解析やら線形代数やら、元ダンサーで数学が半端なくできる友人に教えていただいていました。研究はR/Pythonで統計っぽいことをやっていましたが、Webに関する知識はほとんどありませんでした。

②なんとか、ベンチャーにWebエンジニア職で就職

この時は本当にWebに関する知識は皆無で、”HELLO WORLD”をHTMLで書けるレベルだったかと思います。今思いだすと良く就職できたなと思えるぐらいのハッタリかましたと思います笑。ただ就職してからは、自分なりには結構努力したかなと思います。毎朝7時から8時には出社して業務が始まるまでの時間は勉強し、10時~23時ぐらいまで仕事していましたし(今では労基法的に考えられないですね笑)、帰っても参考書読んだり、土日も普通に仕事していたと思います。それだけ周りが優秀で、やらなきゃヤバイって感覚の方が強かったです。1年半ぐらい1社目では続けて、それなりにPHP・HTML・Javascriptは書けるようになっていたかなというレベルです。実務で経験することが一番勉強になると感じました。

③派遣社員として、通信会社に出向

ずっとPHPをやっていたので、新しい言語にも挑戦してみようとPythonの案件に携わりました。この時は、Webに関する知識はそこそこ、ただサーバーに関する知識はほとんどなく、シェルスクリプトでバッチ処理書いたり、iptablesの設定したりと最初はちんぷんかんぷんでしたが、勉強になることは多かったかなと思います。また、D3.js(https://d3js.org/)を利用したデータのグラフ化、chatbotの開発(API利用した言語翻訳)、Chasenの形態素解析(http://chasen-legacy.osdn.jp/)なんかもやったりして、色々と経験できたなと思う期間でした(この時ちょっと天狗になっていたのも束の間、次の案件でその鼻はポッキリ折られました)。

④初めて、フリーランスとして働くが3ヵ月で契約終了

本当に技術力のなさに痛感したのがこの期間でした。。。Azureを使ったデータウェアハウスの構築でしたが、クラウドプラットフォーム自体の経験がなかったこと、所謂ビッグデータをスループットで扱うような案件だったので、完全に知識と技術力不足でした。。。必死に食らいつこうと努力しましたが、残念ながらこの時は3ヵ月で契約終了となりました。。。この時にすごく悔しい経験をしたことは今でもありがたい経験だったと思います。

⑤契約→業務委託に(職業的にはSEですね)

Azureはいつかリベンジしてやろうと思っていたタイミングで、Azureを触ることになりました( ´∀` )。派遣先が不覚にもAzureの資格取得を推進していたため、自分も当時のAI-100(https://learn.microsoft.com/ja-jp/certifications/exams/ai-100)という認定試験を受けました。その名の通りAzureのAIサービスを利用した試験ですが、この時AIに関しては興味はありましたが知識も乏しく、ちょっと基本統計量わかるかなぐらいの知識量でした。おかげで1回目は見事に完敗。その後、Azureのトレーニングをこなしまくって挑んだにも関わらず2回目も落ち、再チャレンジしてなんとか1~2ヶ月で合格しました!Azureも少しずつ理解していくと、AIモデルの作成簡単にできるんだなと便利さを体感した反面、いつか自分みたいな人間は淘汰されることになるかもしれないと言う危機感も同時に覚えました。現在、SEとして要件定義、設計、開発、テストと一通り必要な経験をさせていだけていることはありがたいなと思いますし、Webエンジニアとしての経験が生きているなと感じています。

⑥そして現在

少しまとめると、Webの経験→サーバの経験→クラウドプラットフォームの経験→AIの経験と、すべて参画したときにはド素人だった自分でしたが、なんとかやってこれました。なんでも良いから、まずは未経験の現場でも「なんでもやります!」ってやる気を見せて、なんとか入ると言うことは大事だったかなと思います。ただ、今は良い年齢にもなってきたので、同時に市場やプロダクトの流れを理解することも大切だと感じるようになりました。特にWeb制作を例にすると、Web制作のためにはSEOも、商品やサービスを伝える広報も大事ですし、そもそもユーザにどんな価値提供をするかのブランディングから大事だと痛感しています(もっと早くからブランディングやっておけばよかったと、一から勉強しています)。

参考までに、今私が携わっている案件を紹介します。いろいろと勉強中な身ながらも、任せていただけることが本当にありがたいです。

  • ランディングページの運用/解析 2件

  • デジタルマーケティング 1件

  • Webライター 1件

  • Webシステム開発 1件

まとめ

要領良い方ではなく、どちらかと言うと出来の悪い方だったので、周りと比べられて、本当に続けて大丈夫かなと思うことも多々ありました。ただ、今はなんとか続けてきてよかったなと思います。何より、自分の経験が少しでも地域、社会、これから勉強を始めるひとの役に立てたら幸いだと思えるようになりました。いつでも駆け出しと思っていますが、凡人の私の経験がこれから勉強を始められる方の励みになれたらと思い、自分のこれまでの経緯を書かせていただきました。「他人との比較は不毛、自分との比較が大事」と先輩エンジニアに教えていただこと、今でも覚えています。一緒にエンジニアとして情報共有をしながら、学び続けていけたら幸いです。長文、閲覧いただきありがとうございました。

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