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【アナログならではのヒリヒリ感】

習字セットを揃えてから、翌日には取り掛かることができた。

正月をとっくに過ぎたが、今さらながらの書き初めとなる。
というか、毛筆を使うのは10年ぶりではないだろうか。

習字や書道を始めることになったのは、ラジオのリスナーさんが背中を押してくれたからだ。

ボクはstandfmという音声配信アプリで、「ラキラジ」という日々のささやかなラッキーを語るだけのラジオをライブ配信している。
そこで、たまたま来てくれたリスナーさんが書道経験者だったのだ。

ボクが書道に興味があることを言うと、色々と親身になってくれた。

まずは「永」と「一」の漢字をひたすらに練習した方がいいとのことだった。
そこから、100均でセットを揃えられること・写経をしてみること・扇に書をしたためること等、いろいろ教えてもらった。

なので、今回はひたすらに「永」を書きまくってみたのだ。

この字がなぜ練習に良いかというと、毛筆を扱ううえで「基本」を全て兼ね備えているかららしい。
ボクは正直いうと、この「永」という字を舐めていた(笑)

しかし、やってみるとめちゃくちゃ難しかった。

左側が上手く書けた!と思って、右側を書くとバランスを崩したり、
左側を失敗しても取り敢えず右側も書こうとすると上手く書けたりするのだ。

この瞬間のアナログならではのヒリヒリ感がとても久しぶりの感覚だった。

ここまで上手く書けたのだから、失敗するんじゃねーぞ!!と自分に何度も言い聞かせることになる。
この瞬間に脳がビリビリしているのをめちゃくちゃ感じるのだ。

デジタルでの作業では、コピペや修正などが手軽にできてしまう。
しかし、それゆえに一発で仕上げるというヒリヒリ感から遠ざかっていった。

なんというか、アナログに触れることで、動物としての本能や感覚を研ぎ澄ましているような気がした。

今回の写真は、アナログに悪戦苦闘しながら選びに選んだ一枚だ。

書道の道を歩み始めたばかりだが、楽しみつつ少しずつ前に進みたいと思う。

そんなことを考えた今日この頃だった。

#書道  #挑戦 #習字 #やってみた

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