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【生と死の刹那】釣ったばかりの魚を締めた瞬間の話

「今」と感じた瞬間、「今」はすでに過去になる。
「生」とは「今」が過ぎ去っていくこと。
「死」とは「今」が永遠になること。
0と1。有と無。光と闇。
あなたは、生と死の刹那にナニを思うのだろうか。

夏頃にですね、
仲間内で釣りがブームになっておりまして
毎週釣りに行っていたんです。

「友達が行くときに釣竿借りれば良いや〜」と
思っていた超インドアの僕もね、
釣りの初心者セットを買っちゃいましたよ。(笑)

今回はですね、
「いただきます・ごちそうさま」って
マジすげーなーって話をしようと思います。

それでは、ヒアウィーゴ〜!!

①釣り上げた魚をその場で締めることに。

だいぶ前になるのですが、
車で一時間ぐらいのポイントに
みんなで夜釣りに行ってきたんですね。

当時のボクは、まだ魚が捌けなくて、
ボクが釣った時は毎回友達に渡してるんですよ。

んで、それをクーラーボックスに入れて
友達が家で捌いて、いただくというのが
いつもの流れになっているんですよ。

ただね、その時に釣り上げた魚が
少し大きくてですね。
鮮度が良い状態で食べようということで、
その場で血抜きして締めることになったんです。

②捌いているその瞬間。

もうね、僕はその捌いている光景を見つつ、
「ぬぉぉぉぉぉぉっ!」て、
めっちゃ感動したんですよね(笑)

なんかね、
魚を捌いたり、血抜きをしている動画は
よく見ていたのですが、
動画越しに見ることと自分の目で間近に見ることは、
もうね、ぜんっぜん違いました!

ちょっと生々しい話をすると
友人は捌くプロってわけでは無いので
締めがうまくいかなくて、
ちょこちょこ動いているわけですよ。

なんかですね、
剥き出しの生命と向き合っている感が凄いんですよね。
つい5分前まで海を泳いでいて、
人生?魚生?を謳歌していたんですよね。

でも、今この瞬間ではその生命の灯を
途絶えさせられようとしている訳ですよ。

そして動かなくなった瞬間、
捌いて鮮度を保つために内臓を取り出した瞬間、
生と死の表裏一体の刹那に立ち会った気がしました。

③生と死の刹那をみて感じたこと。

僕も含めて、現代に生きる人のほとんどは
「死」から遠ざかる生活に
なっているんじゃないかなと思うんですよ。

おじいちゃんおばあちゃんも長生きしてくれて、
ビーフ・ポーク・チキン・フィッシュもパックの状態で
スーパーに並んでいる訳ですよ。

それ自体はすごい良いことだとは思うんですよね。
ただ、「命は他の命を食べることによって、生命活動を維持する」
そんな当たり前のことが文明の発達&効率化によって
個人が経験する機会が遠ざかっているかなと。
その歪さによって、
人々の思想に何かしらの影響が
あるんじゃないかなーと思いました。

あれがダメ・これがダメっていうつもりは無いんです。
ただ、生と死の刹那に立ち会うということは
今まで以上に「いただきます」「ごちそうさま」に
気持ちを込められるんじゃないかと思いました。

④「いただきます・ごちそうさま」と感謝の気持ち。

それで、よくよく思い返すと
「いただきます・ごちそうさま」って、
マジやばくねーかなと思いません?!

このご飯を食べるまでに縁した方々って
どれだけいるんだよとか。
生産者・加工してくれた方・運送してくれた方、
陳列してくれた方・会計してくれた方、
その方々への感謝を込めてってのももちろんあります。

ですが、やっぱり一番は、
僕が生きるために食べられる生命への感謝を込めて
「いただきます・ごちそうさま」を言うとね
僕の中だけで勝手に気持ち良くご飯をいただけますね。

なんかねー。
そういう当たり前のことを考えさせられたんですよ。
僕の心をぐわんぐわんに揺らして感動させられたなーと。
ただただ、そんなことを書いてみたかった投稿でした!

新しい世界の見方を教えてくれた
魚さんにマジ感謝!

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皆様が朗らな日々を謳歌することを、
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