見出し画像

ボクの魂を呼び覚ましてくれるポーク玉子プレート。

ボクは全く料理ができない。
お腹が空いたら、スーパーの惣菜・弁当屋の弁当・コンビニのチキン・外食などで済ませている。

そんな中で、ダイエットのために24時間断食(1日1食生活)をスタートした。
初日だけキツかったが、みるみると体重が減っていった。
24時間断食の効能は減量・健康になるだけかと思っていたが、思わぬ副産物があった。

時間が勝手に捻出されるのだ。

ご飯を食べる時間というのは、なんだかんだで30分ぐらいかかる。
1日3食だと1.5時間使っていることになる。
そして1日1食生活をしていると、1時間の余った時間が捻出されるのだ。

やりたいことが沢山あるボクにとっては、棚からぼた餅な状況だった。

そのタイミングぐらいから、ちゃんと料理をできるようになりたいな〜と思っていた。
貴重な1日1回のご飯を食べるのならば、自分が好きな料理やこだわった料理を食べたくなったのだ。

といっても、ボクは本当に料理ができないし、原始的な「焼く」という行為しかできない。
そう思っていた中で、ある閃きがあった。

そうだ!ボクにとってのソウルフードである「ポーク玉子プレート」を作ろう!!

「ポーク玉子」とは、玉子とポークを焼くだけのシンプルなメニューだ。
これを料理と呼んでいいのか分からないが、ボクが住んでいる沖縄では非常にポピュラーなメニューだ。
大体の定食屋・弁当屋で取り扱っているし、スーパー・コンビニでもおにぎりとしても売られている。

ということで、久しぶりの料理(?)として、チャチャっとポーク玉子に取り掛かった。
手順を紹介しようと思ったが、玉子とポークをいい感じに焼いたら完成だ(笑)

久々に自分で作ったポーク玉子プレートはマジで美味しかった!!

うめぇ!!自分で作ったから尚更うめぇな〜!!
と喜びを爆発されながら食べていると、小さい頃におかんがポーク玉子をよく作ってくれていた思い出が蘇ってきた。

人には「ソウルフード(魂を呼び覚ますご飯)」があると思っている。

ボクにとってのソウルフードこそが、ポーク玉子プレートだ。

学校から帰ってきた時にも食べた。
遊びから帰ってきた時にも食べた。
人間関係に悩んだ時だって食べた。
勉強や仕事が苦しい時だって食べた。

ポーク玉子を食べると、喜びや楽しみはより倍増したし、苦悩はいとも簡単に吹き飛ばしてくれた。

いつだって迷えるボクの魂を、本来の状態に呼び覚ましてくれるのだ。
そして、更なる高みへと押し上げてくれる。

だからこそ、ソウルフード(魂を呼び覚ますご飯)なのだとボクは考えている。

と、それっぽいことを書いてきたが、ソウルフードのもともとの意味は、アフリカ系アメリカ人の伝統料理の総称だ(笑)
移民や奴隷制度で苦しんできた方々が、食べ物が無い状況の中でなんとか食いつなぐために作った料理が始まりらしい。

だが、言葉の意味合いは変化していき、今では世界中の郷土料理を表す言葉としても使われている。

そういった意味では、まさに沖縄のソウルフードだし、ボクにとってのソウルフードでもある。

それにしても、久々にポーク玉子を作ったが、小さい頃に食べたおかんのポーク玉子には敵わないものだ。
ただただ「焼く」だけのはずなのに、なんか違うのだ。
これから精進して、おかんのポーク玉子に近づけようと思う。

そんなことを考えた今日この頃だった。

#ソウルフード  #ポーク玉子 #料理 #郷土料理

ヒャッハー!!むしろ、ボクがあなたのサポーターになりたい!!>< まだまだ力足らずのボクなので、今後ともよろしくお願いいたします!mm