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ぜひ読んでほしい! 佐藤優「メンタルの教科書」
今日はここ最近の読書の中で一番ハッとさせられた本。佐藤優さんの「メンタルの教科書」を紹介させていただきます。
これから社会人になる方、社会人として何か不安を抱えている方には絶対タメになる本だと思うんでぜひ読んでほしいです。
資本主義が浸透してかなりの月日が経ちました。日本でも二極化が進み、これからもその傾向は続くそうです。そんな現代では汚いやり方をしてでも他人を押しのけた人が上に上がっていく、正直者がバカを見る時代かもしれません。
そんな現代に違和感や不安を感じている人も多いと思います。
僕もその一人です。
僕はサラリーマンではなく、個人でビジネスをやっていこうと思っているのですが、正直不安8割といった感じでしょうか。
そんな僕らにために書かれているのがこの本で、この本では現代社会の矛盾・悪い傾向が紹介されています。
その中で僕が一番ハッとさせられたのが、「属性排除」の原理です。
佐藤さんは引きこもりを例に書かれていましたが、現代の日本では引きこもり=犯罪の温床という非論理的な報道がなされ、国民もその異常さに気づいていない。そうやって異質なものを社会から排除することで自分を上だと信じている。
この本の感想として、第一にいかに自分の思考が浅はかで配慮に欠けるものだったのかが痛感させられます。僕も恥ずかしながら引きこもりの例では、なぜ引きこもりの原因を考えることなく、引きこもり=悪という勝手なイメージを持っていました。自分がその立場になった時のことを考えていない、思いやりに欠けた考えだったとかなり反省しました。
そんな気づきを得るという意味でもこの本は読んでみる価値があると思います。
コロナ禍、戦争、様々な社会不安が広がる不安定な現代で生きていかなきゃいけない僕らがしっかりとした自分軸を持って生きていくための「メンタルの教科書」。
ぜひご一読を!
ではまた!
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