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ゆるくても続く知の整理術 pha

 この本は、無理なく知識を増やす為の方法を解説している。知識を得る為にどうすれば飽きる事なく、ダラける事なく続けられるか柔らかい口調で説明している。



①アウトプットは最大のインプットである。


 ”人に教える事が1番の勉強になる”と言ったものである。人間は自分で得た情報をアウトプットするときに一番理解が深まる。また、文章を書くという行為も自分の思考をはっきりさせる作業である。
 そこでブログがおすすめである。ぼんやりと考えている事を言語化して、指を動かして言語化する事で、その内容を脳の定着させるという作用がある。そこで100%の完成度を目指すのはすごく時間がかかり、挫折しやすい。だから、まずは50%の完成度で公開し、起動修正を加える方が挫折しにくい。


②やる事リストと時間管理術


 何かタスクをこなしたり、一日の予定を立てるとき、”ToDoリスト”を作るとその予定に集中しやすくなる。ToDoリストを作る事で、その時々にやる事が明確になっているので他の事を考える事が少ない。だから、今やってる事に集中できる。
 そして、これはやるべき事なのか?もっと効率よくやる方法はないのか?等々の疑問が入ってくる隙間がなくなる。だから、今日のToDoリストやその作業のToDoリストを作る事はすごく効率的である。そのToDoリストは明確であれば明確である方がいい。 
 (個人的な視点)作業やってるときに迷うのが1番の集中力の低下を引き起こす。作業中にこれは正しい方法なのか、次の工程を行う際に、作業工程を変更した方が効率的ではないかとかすぐに考えてしまうから。
 だから作業を計画から実行に写す際に、まずは全体像を考えて、効率的な順序を考え、小さな事までToDoリスト化する事が集中力をアップさせる。そしてToDoリストを制覇する事はゲーム感覚でやることにより、達成感を味わう事ができて、継続力アップにも繋がる。


③スケージュールは3分割


 人間の脳は3等分にすると、直感的に把握しやすい。前期・後期・中期という風に。例えば20日を3分割にすると、大体6日ずつ。それをA・B・Cと6日間ずつにする。そしてそれをまたA-1A-2 B-1 B-2...とさらに細く分ける。細かくスケジュールする事で、その段階事でやることとやらない事がわかる。やらなくていい事を完全に頭の中から消し去って、目の前のことに集中した方が、作業効率が上がる。
 メモやノートは今必要なことを確認して、必要じゃない事を忘れるモノである。勉強全般に言える事ではあるが、大切な事は、覚える事より、必要ではないことを忘れる事である。そして、人間の脳は時間が長いと思うとだらけてしまう。
 だから3時間仕事をして1時間休憩するとするより、1時間仕事をして20分休憩するを三回繰り返した方が集中できる。そして、またその1時間を三等分して20分✖️3回とした方が集中力が増す。



個人的な視点から


 自分はToDoリストを作ってはいたが、明確にやる事を書いていたわけではなく、できたらいいなという具合ですごく不明確なToDoリストで順序もしっかりと描けていなかった。
 だから、この本を読んで作業を始める前に明確なToDoリストを書くようにした。それにはしっかりと時間をかけて考える時間が必要になる。作業にかかる前にその時間をとった方が絶対的に作業効率が上がるし、無駄な行動の抑制に繋がるとすごく感じている。


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