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母軸の私の物語4

自分を見つける旅に出た私は本屋と図書館巡りをしました。

今回も導いてくれたのは、本。


心理学に特化したスピリチュアルヒーラーさんが書いた本でした。

母親に対する想いが自分と重なり、共感しました。

この方のように、トラウマや、自分を縛りつけているマインドを解消し、本当の自分を見つけたい!


その気持ち一心で、ワークをしていきました。

ノートに向かい、過去を掘り下げ、内面の自分を見つめる孤独な作業を続けました。

「また母か」「これも母か」

いつも、悩みの原因を掘っていくと、必ず母に辿り着きました。

3年ほどかけて、作業をしていくと、自分の心の仕組みや、自分に架しているマインドがいくらか見つかりました。
ロジックが解け、納得することもいくつかありましたが、自分を許すこと、癒やされること、母軸から完全に抜け出すことはできませんでした。

これ以上見つめることができなくなると、今度は外側(環境)を変えるべきだと考えるようになりました。

ベクトルが「仕事」に向きました。


仕事は、親子通園で私と息子がお世話になった施設で保育士をしていました。

保育士の経験と子育ての経験を生かして働いていましたが、満足感も充実感もなく、常に辞めたい気持ちでした。


「自分には他に天職があるはずだ」


そう思うことで、変われない自分を紛らわしていました。

転職先を探したり、資格を取得する為の資料を手配したり…。
大金をはたいて、講座に申し込み、続けられず、後悔したこともありました。

やりたいものは見つからず、仕事は苦しくなる一方。まるで出口のない迷路に迷い込んだようでした。


「好きなことを仕事に」


こんな言葉を目にする度に、更に落ち込んでいきました。


そもそも、趣味がありませんでした。
正確に言うと、趣味を趣味だと認めれませんでした。

興味がないのに母の趣味を無理矢理自分の趣味にしていたので、自分は何に興味があるのかも、よく分からなかったのです。


「やりたいことが何も見つからない。」


諦めかけた時に、コーチング養成講座のホームページが目に止まりました。

気づきの原点がコーチングだったことを思い出し、コーチングになるための講座を調べました。
そして、コーチングセッション体験を申し込みました。

2回受けてみると、「コーチングを仕事にしたいかも」と想い、その場でその方の講座に申し込みました。
講座開始は4ヶ月後でした。

しかし、その後、仕事の日程と講座の日程が急に合わなくなりました。
職場にお願いして、休みを調整してもらおうかと悩んでいると、一冊の本に出会いました。
作者は、やはりコーチでした。


人間性に惹かれました。


「この方から学びたい!」

「自分が探しているものを見つけることができるに違いない!」


しかし、コーチの養成講座はその時点で募集していませんでした。


数週間後、奇跡が起きました!

「養成講座募集します」


迷うことなく、乗り換えました。

上手く物事が進むときは、トントン拍子に進むもので、何の障害もなく講座が始まりました。

いざ始まると、

泣いたり感動したり…
感情の起伏が激しい毎日。
原因不明の熱まで出ました。

思考と心が慌ただしく動いたのと同時に、私が求めていた気づきが、内側から溢れてきました。


それでは、次回から、気づきを紹介していきます。


つづく

今日もお読み頂きありがとうございました💖



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