東洋医学の勧め


皆さんは東洋医学をご存知だろうか。

メスや薬で直接的に病気を治す西洋医学とは対照的に、鍼灸や漢方など間接的に病気の根元にアプローチする治療法である。

飽食の時代を経た現代は健康を謳って商品を生み出す企業が増えたように思える。
病気を未然に防ぐために日々の習慣から見直そうと普段の食事や運動を見直す現代人が増えたからだ。

細身=美という概念が比較的強くみられる日本人は若者から高齢者まで健康を意識して生活するようになった。
自分の欲を満たすことを第一優先にしていたかつての動物的人間の習性が自分のコストパフォーマンスを上げることに焦点を当て始めたからだ。

特に、低糖質、高蛋白、低脂質の食品に対する需要がとても高い。
1日1食だけでも健康的な食品を選択して食べることで結果的に病気を未然に防ぐことにつながるだろう。

生活習慣病が引き起こす肥満といった症例は特に欧米で顕著にみられるが、東洋医学をヨーロッパまで反映させることで世界的な健康度増進が図れるのではないかと思う。

しかしこういう意見もあるだろう。
食生活を制限して、無理やり運動して老後の寿命を2、3年増やすくらいなら
今好きなものを食べ、もっと時間を有効的に使い、幸福度をあげたいと。

私は運動や健康的な食事こそが人の幸福度をあげると考えている。
なぜならそれは自分を労る行為だから。

皆さんは脳と体が別々に機能していると感じたことはないだろうか。
例えばもう食べられないくらいお腹はいっぱいなのに食べたいという欲が勝ち、苦しいのにも関わらず食べてしまったり、、
好きな人に可愛い、もしくはかっこいい姿を見せたいのに予想以上に顔が赤くなってしまったり、、

このように脳の認識と体の反応には多少のずれが生じる。
よってその場の欲をただただ満たしている生活は実に短絡的で必ずしも幸福につながるとは言えないのではないか。

東洋医学の普及こそが全人類が自分の体調をより客観的に見つめ直し、自己の幸福について再考する機会を与える。

あなたの乱れた生活習慣はどのような外的要因が関係しているのだろうか。
一度自分の習慣を見直してみてほしい。

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