【感想とポストカードの飾り方】今森光彦展
結論から言うと生き物と植物への情熱を凄く感じる楽しい展示だった。
この昆虫はこんな特性だからこんな姿をしている見て!と言われているように感じた。
私が昔図鑑を見て「何だこの生き物は!」とワクワクしていたときの感情と似ている。
ハサミで生み出された切り絵たち
まず驚いたのは今森さんが切り絵を制作する時に使用するのはハサミだけという点。
ハサミで切っているから必ずどこかに切り始めがあり切り終わりがある。
そこを辿るのも面白かった。
昆虫の凹凸や草花の重なりを表現するための細かな空洞がどこから切り始められているのか。
ここから切って折り返してここに辿り着いたんだなとか、作品が切られていく姿を想像出来て良かった。
まさに迷路をしている感覚。
大型作品について
大型作品はどれも見応えたっぷりだった。
実物では無かったけれど切り絵の影やほんの数ミリの切った跡などが忠実に印刷されていてその技術にも驚いた。
切り絵は立体作品なんだとしみじみと実感。
紙と紙を重ね合わせた時の段差や
紙をあえて完全に貼らずに僅かに浮かせる事で生じる奥行きが存分に味わえた。
ハイライト作品
植物と鳥や昆虫たちの華やかな世界がどれもとっても素敵だったな。
個人的お気に入りはチケットやポスターの絵にもなっていた「パンサーカメレオンとパキポディウム」と「ウソとコブシ」
前者の作品は実寸大で見た時の迫力の衝撃がすごかった。
目の前にわっとカメレオンの緑が迫ってきて目が離せなかった。
しかもカメレオンに使用されている色と用紙が多くてまじまじと見てしまうほど。
あらゆる緑と青が散りばめられていて見れば見るほど素敵な作品。
後者の作品は白い胴をもつウソという鳥お白い花弁を持つコブシという花の色合いと質感の違いを楽しめる。
ふっくらと柔らかそうな生き生きとしたウソと
薄く花弁も落ちつつある儚いコブシの対比がとっても好きだった。
背景色に黄みがかった白を使い花弁の白を際立っていたのも良い。
配色が1番好みだった作品とも言えるかな。
ポストカード20枚セット買ってとっても満足!
ポストカードを飾る
せっかく大量のポストカードが手に入ったのでやってみたかった事を実践。
額に飾るのもいいけどもっと手軽に取り替えられる飾り方が良いなぁ〜と模索した結果良い方法を発見。
ダイソー(百均なら何でも)の木製ピンチと紐を使った飾り方。
さらに木製ピンチにマスキングテープを貼ると好きな柄のピンチになると知りそちらもやってみた。
ポストカードの色に合わせたマスキングテープで木製ピンチを飾るのが楽し過ぎる!
ちなみに麻紐だとほつれのゴミが気になるかつ
色が茶色のみで素っ気ないなと思い毛糸を使用することにした。
紺色の毛糸があったのでそちらを使用。
引っ掛ける紐が目立たない様にしたい場合は壁の色と同系色の物が良いと思う。
毛糸に引っ掛けるだけなので気分によってポストカードを変えられて位置もすぐに変えられる。
気分で飾りをすぐ変えたい私の様な人には良いと思う。
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