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日記記録係の面接の話

以前、日記を書くのは難しく、ちゃんとした日記がほしいのであれば、記録係を雇った方がいいということを書いた。

今日はその記録係を雇うとしたらどのような人物がいいのかを考えてみようと思う。確かに以前それについて書いたときにぼんやりとは必要な能力は書いたのだが、今回はより具体的に面接で何をポイントに聞いたらいいのかを書いてみたい。

まず、履歴書を見たときに法律だったり、歴史を専攻していた人は落とすべきだと思う。というのも、こうした人たちは難しい文章に慣れているため、難しい文章を書きがちだからだ。昔の漢字を使ってみたり、論理構造が複雑な文章を書いたりする。自分が日記を読むことを考えると、それは避けるべきだ。

次に、文学部を専攻していた人をやはり採用すべきだ。日記には表現力と読みやすくする装飾が必要なので、それを学んできた人はいい記録係である可能性が高い。これも自分が日記を読むことを考えると、読むモチベーションになるので考慮してしかるべきだ。

それから、趣味についていえば収集癖があるような趣味を持つ人はいいだろう。日記は出来事を集め記録し、表現するわけだから、それを鍛えているような人を採用すべきだ。具体的には切手収集、推しグッズ集め。またこのジャンルの本は全部読んでいるとか、ゲームの新作は全部やるとかもいい。

では、ここからは面接で何を聞くかを考えよう。その際気にするのは、知性を感じるところはあるかと、小さなところにも気がつくかと、自分がその人がそばにいても嫌ではないかだ。

質問1.自身の日記は書いていますか?
質問2.何をテーマにそれを書いていますか?
質問3.フットワークは軽い方ですか?

こんなようなことを聞きながら、相手が自分の話を聞いてくれそうかも確かめよう。それは自分の話から推測して日記を書かなければいけない場面も必ずあるだろうからだ。

そしてできればその人が書いた日記を読ませてもらおう。これが一番手っ取り早い。そして小論文みたいな筆記試験も課した方がいい。その際には意見を求めるような問題ではなく、「最近おもしろかったことはありますか?」のような感性を問う問題がいいだろう。

まとめ

  • 法律、歴史専攻の人は避ける。

  • 文学部の人を採用する。

  • 収集癖のある人を採用する。

  • 面接では知性を感じるか、小さなことに気がつくかを見る。

  • 自分にとってその人が嫌な人でないかも見る。

  • 日記を書いている人を採用する。

  • 感性を問うような小論文試験もやる。

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