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ケニアのコーヒーがおいしかった話

昨日の収穫は、ケニアコーヒーがおいしかったことだ。香りは嗅いだだけでなんだかウキウキした。味はとてもバランスよく、かつ後味が嫌な雑味が一切ないというクオリティの高いものだった。検索して調べてみると、なかなか手に入らず、高級なようだ。そう考えると、650円で飲めるのはコスパがいい。豆も買いたかったけれども、高くて断念した。しかも同じように淹れられるわけでもない。ともかくとても贅沢な時間で、また行きたくなってしまった。

この前書いたように、最近はお酒を飲まないようにしている。また、砂糖をできるだけとらないようにしている。その反動でコーヒーならいいかと飲んでいるのだが、ケニアコーヒーは完全に当たりだった。こんまりさん流にいうならば「ときめく」ものだった。最近そういうことがなかったのでうれしい。やはり高いものにはそれなりの価値があるのかもしれない。

価値といえば、最近の読んでいる『国富論』の労働価値説だ。また、以前読んだ小説を活かすために私は「食べ物を食べるときは思いをはせて食べる」ことにしているが、高いということはそれだけ苦労して作られているのだと想像するのは悪くない。そう考えると650円は安い。

満足することは大事だ。それがすべてであるといってもいい。変えられないことには満足して、変えられることはちゃんと求める。それが幸福の秘訣だろう。

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