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今評価されなくともいつの日か


小学生の時の記憶で
忘れないことがいくつかある。

そのひとつに否定された経験、がある。

自己紹介カードを書こうみたいな授業があって
得意なこと。の欄にフラフープが得意と書いた。

当時上手く回せて、得意だった。

先生に見せた時だった。
「もっとマシなものは無いの?みんなはダンスとか書いているよ。」と言われた。

今でもその言葉が耳から離れない。

得意なこと。の欄に得意なことを書いたのに。
それを否定された。
バカにされたような、嘲笑われたような。

当時の感情を今表現するなら不愉快だ。


でも当時の僕はモヤモヤして何も言えなくなってしまった。

なぜそんなことを言われなければならないのか分からず、ずっとこころの中に残り続けた。



その日から僕はフラフープを辞めたのを覚えている


フラフープを今でも続けていても
僕は仕事や趣味にすらならなかっだろうが、それを仕事や趣味にしている人がいる。

被害者を装うなら僕のその道はたった一言で砕かれたことになる。


誰も見ていなくても
ちっぽけなことだったとしても
それが積み重なっていくとどうなるか分からない。



僕は学んだ
他人から言われて辞めるのは勿体ないし
辞めるべきでは無い。


自分で決めて辞めるならそれもそれでいい。

ただ誰かの言葉で今進んでいる道を少しでも逸れるならやめた方がいい。


そう教えて貰ったということにしよう。


評価や価値は変わる
時間や時代と共に。


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