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自然体な貯金

貯金ってむずかしい。


多くない収入から、余剰をつくる。

出費おさえるため、我慢する。

目標を決めて、計画的に行動する。


これだけでも大変。


くわえて、人間には感情があるから、余計ややこしい。


「仕事でもないのに、計画したくない。」

「計算された日常は、いきぐるしい。」

「なぜ我慢しなくてはいけないのか。」


難易度高い。


我慢と欲。

計画と感情。

未来と今。

そのバランスが、貯金の難しさ。


経済的に自立してから、この難問とぶつかってきた。


1年間で、100万貯めた。

お昼は、おにぎり。夜は、うどん。

生きてる実感はなかった。


2年間で、貯金すべて溶かした。

週5で飲み。毎月赤字。

刹那的な快楽だった。


我慢して貯めても、楽しくない。

使いまくっても、どこか虚しい。


そして、いま。

よいバランスをみつけはじめた。


日々は、充実している。

計画も我慢も、していない。

残高は増えている。


過去と現在。変わったことは1つだけ。


"今"したいことだけ、するようになった、こと。


貯めた1年は、"将来のため"、我慢した。

使った2年は、"将来を忘れるため"、消費した。

共通して、"未来の不安を消そう"としていた。


今は、そのときの気分で行動する。

予定を決めない。

なにもせず、ベッドで過ごした日も、罪悪感はない。

「そんな時間も必要だったか」と、思う。


今は、今のために動く。

すると、ほんとに重要なモノ、必要なオカネの少なさに気づく。


書くこと、撮ること、散歩とコーヒー。

大切な人が、ほんの数人。

それで充分。

未来もそれがあれば、楽しい。


目標、我慢、未来。

そんなゴツゴツしたこと考えなくていい。

今を生きることで出費は減り、貯金はできる。

充実度もあがる。

逆に、未来に不安を覚えると、忘れるためにお金を使ってしまう。


じぶんの、今を、いきる。


貯金上手は、生きかた上手、かもしれない。

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