515: Cream / Sunshine Of Your Love

マウンテンのベーシスト、フェリックス・パパラルディは、自身もミュージシャンとして活躍していますが、やはり「クリームのプロデューサー」という印象があまりにも強すぎます。
彼がプロデュースしたクリームの2ndアルバム『カラフル・クリーム』(UK5位/US4位)がリリースされたのは1967年の11月。サイケデリック・ムーヴメントの真っ只中でした。
原題は『Disraeli Gears』ですが、サイケデリック趣味全開のこのジャケットにふさわしい、言い得て妙な邦題だと思います。
アルバムからの2ndシングルとしてリリースされたこの曲(UK25位/US5位)は、バンドにとって初のUSトップ10入りを果たした代表曲。
特徴的なリフは、ロックの歴史の中でも、最も有名な部類に入ると思われます。私も、ギターやベースを手にすると、無意識に弾いてしまうフレーズです。
あと、見落とされがちですが、ジンジャー・ベイカーの、やたらタムを多用したドラムも、ちょっと民族音楽っぽい雰囲気を醸し出している、重要な要素と言えるでしょう。

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