300: Chuck Berry / Rock and Roll Music

節目の300曲目は、昨日に続いてチャック・ベリーのロック・スタンダード・ナンバーから。
1957年5月にシカゴで録音されたこの曲は、9月にシングルリリースされ、US8位のヒットとなります。
チャック・ベリーと言うと、「ギター・ヒーロー」のイメージがありますが、その一方で、この曲のようにピアノを効果的に使った楽曲も多く、シンプルなロックンロールながら奥行きのあるサウンドとなっているあたりが、後のミュージシャンたちに数多くカヴァーされている理由なのだろうと思います。
その後、2ndアルバム『ワン・ダズン・ベリーズ』にも収録されています。このアルバム、「ベリー」の名前にちなんだタイトル通りに「イチゴいっぱい」のジャケットが良い味出してます。
この曲の知名度を飛躍的に高めたのは、やはりビートルズ。『ビートルズ・フォー・セール』でカヴァーしており、シングルリリースこそないものの、ライヴの定番曲として高い人気を誇りました。日本公演のオープニング・ナンバーでもあります。
ビートルズのヴァージョンも、ピアノが印象的ですが、これはプロデューサーのジョージ・マーティンが弾いています(※諸説あり)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?