478: Michael Sembello / Maniac

「愛するデューク」から、普通につなげるとすればデューク・エリントンですが、ここは「変化球」で。
「愛するデューク」にギターで参加していたのは、当時スタジオ・ミュージシャンだったマイケル・センベロ。
その彼が1983年にリリースした1stソロアルバム『ボサ・ノヴァ・ホテル』の中の1曲に過ぎなかったこの曲は、映画『フラッシュダンス』のサウンドトラックに収録されると、映画の勢いに後押しされ、2週連続USナンバー1に輝きます(UK43位)。
曲調はキーボードに支配されたエレポップで、セッション・ギタリストっぽくないと思いつつ、後半にギター・ソロが入るところは、絶対に譲れないこだわりだったのかも知れません。
その後は、地味なトップ40ヒットが1曲あるだけなので、いわゆる「一発屋」に分類されるミュージシャンですが、映画音楽の世界でコンスタントな活躍を続けました。
まあ、それにしても『フラッシュダンス』、懐かしい!

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