542: The Yardbirds / Over Under Sideways Down

一応「ロジャー」つながりですが、スペルが違うので、本当はアウトかな...
ボウイのアルバムは『Lodger』でしたが、ヤードバーズが1966年にリリースしたアルバムのタイトルは『Roger The Engineer』(UK20位)でした。
元々のタイトルは『Yardbirds』でしたが、ジャケットに手書きの文字があったことから、いつの間にかこちらで呼ばれるようになり、やがて正式タイトルも変更になったというエピソードがあります。
(うーん、ますます「ロジャー」つながりはアウトだなぁ...)
アルバムからシングルカットされ、UK10位/US13位のヒットとなったのがこの曲。間奏のサイケっぽい部分が、この時代の空気を感じさせます。
このアルバム、ブルースを基調としつつも、インド音楽やトラッド・フォークやサイケの要素も詰まった、実にユニークな作品で、個人的には「あまり名盤感のしない、でも名盤」だと思っています。
なぜ名盤感がしないのか? 原因は、やっぱりジャケットでしょうか...
決して悪いジャケットではありませんが、名盤の「風格」に欠けるような気がします。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?