555: Pixies / Here Comes Your Man

記念すべき5並びの日には、ピクシーズをピックアップ。
ボストンで結成されたバンド、ピクシーズが1989年にリリースしたアルバム『ドリトル』は、チャート最高位こそUS98位/UK8位と特筆すべきものではありませんが、90年代以降のオルタナティヴ・ロックに大きな影響を与えた重要な作品として、高い評価を得ています。
例えば、ローリング・ストーン誌の『歴代の名盤500(2020年版)』で141位にランキングされていることも、それを示す一例でしょう。
アルバムからの2ndシングルとしてリリースされたのがこの曲(UK54位)。ジョーイ・サンティアゴの弾くギター・フレーズが印象的です。
また、魚眼レンズを使った斬新な映像と、口パクせずに口を開けたままにするパフォーマンスのユニークなMVも、良い感じでした。
この曲、大学時代にバンドでコピーした記憶があります。もう30年以上前の話ですが...
このアルバム以降も、バンドは評価を高めていきますが、メンバー間のズレも大きくなっていき、1993年にバンドは解散します。(2004年に再結成)
たしか、ソニック・ユースのサーストン・ムーアが、「やっとキム・ディールがブラック・フランシスから解放された!」と言ったというエピソードを覚えています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?