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2022年3月の記事一覧
再生
446: The Offspring / Pretty Fly (For A White Guy)
グリーン・デイとほぼ同時期に登場したパンク・バンドで、同じくカリフォルニア州出身のオフスプリング。 1994年のシングル「カム・アウト・アンド・プレイ」では中東風のメロディを取り入れるなど、遊び心とポップさは彼らの方が上だったように思います。 彼らの代表曲と言えるのが1998年リリースのこの曲。 とにかく、イントロの「ア・ハー・ア・ハー!」のインパクトが強すぎます。 そして、実にくだらない内容のMV(←誉め言葉です)が、この曲の世界観を見事に表現しています。 シングルヒットを出すタイプのバンドではありませんが、この曲はUS53位/UK1位のヒットを記録しています。 この曲を収録したアルバム『アメリカーナ』も、US2位/UK10位と、こちらも大ヒットしています。 最近、あまり名前を聞いていませんでしたが、昨年9年ぶりのアルバムをリリースするなど、現在も活動を続けています。
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439: Chet Baker / Time After Time
スタンダード・ナンバーの「タイム・アフター・タイム」と言えば、この曲が「先輩格」にあたります。 1946年に書かれたこの曲、実に様々なミュージシャンに取り上げられています。 ヴォーカルものだと、サラ・ヴォーン、フランク・シナトラ、ダイナ・ワシントン、等々。 インストものだと、スタン・ゲッツ、ジョン・コルトレーン、ポール・デズモンド、等々。 そんな中で、最も有名なカヴァーの1つが、1954年リリースの『チェット・ベイカー・シングス』に収録された、このヴァージョンでしょう。 チェットの中性的でクールなヴォーカルと、哀愁漂うトランペットの両方が味わえる、「1粒で2度おいしい」1曲となっています。 このアルバム、ウエスト・コースト・ジャズを代表する作品として、人気の高い1枚です。