450: T. Rex / Children Of The Revolution

節目の450曲目も、昨日同様、T・レックスで。
彼らの人気のピークは、1971年の『電気の武者』(UK1位/US32位)から1972年の『ザ・スライダー』(UK4位/US17位)の頃と言って間違いないでしょう。
この時期、「ホット・ラヴ」「ゲット・イット・オン」「テレグラム・サム」「メタル・グルー」と、4曲のシングルが立て続けにUK1位を獲得しています。
そんな人気絶頂期に、それらに続くシングルとしてリリースされたのがこの曲。
ゆったりとした覚えやすいリフ、それに重なる重厚なストリングス、そしてサビの中性的なコーラスと、この時期の彼らのサウンドの王道と言えるでしょう。
しかし、UKチャートでは2位止まり。
連続1位が止まった曲という点では、ビートルズの「ストロベリー・フィールズ・フォーエヴァー」と似たような位置づけと言えるかもしれません。
とはいえ、ビートルズは次のシングル「愛こそはすべて」から、またナンバー1ヒットを連発するのに対し、T・レックスは、その後ナンバー1ヒットを出すことはありませんでした。(まあ、比べる相手が悪いですが...)
2001年の映画『ムーラン・ルージュ』に使われるなど、T・レックスの代表曲の1つです。

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