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潜在的学歴厨

本日は、『学歴』についての記事を執筆しました。

以前も『高学歴という諸刃の剣』という記事を執筆し、多くの方に読んでもらえ本当に感謝しています。高学歴という諸刃の剣を読んでいない方は先にこちらをご覧ください。


なぜ、また『学歴』の話について記事にしようと思ったかというと、最近とあるAbemaさんの番組である学歴型YouTuberの方が出演されているものを視聴したためです。

番組の詳細はYouTubeに動画がありましたのでそちらをご覧ください。

ボクが見た感じ、番組の内容は学歴を馬鹿にしたりすることについての批判的なものに焦点があたったりしていましたが、ボクの記事はそういったものではなく、日本の教育カリキュラムなどに絡めて話を進められたらと思います。

今回の記事は一部有料ですが、われながら自信作なので購入してもらえると嬉しいです!


①進路は大学生もしくは高校生で決めるもの?

現在、日本では高校に進学される方が大多数ですし大学以上に進学される方も多いです。
では、大学に進学するか、もしくは就職や専門学校への進学など、具体的にはいつ決められるのでしょうか。

その答えとしては、高校生のときだと答える方が多いでしょう。
なぜなら、大学受験のときにどの学部に進むのかなどを決める必要があるためです。

日本にいる以上は、その感覚が普通ですしなにも違和感はないです。
しかしドイツでは、10歳のときに大学進学するか職業訓練校への進路を目指すかの選択をする必要があるそうです。
ボクはこの制度を支持もしくは反対しているわけではありませんが、この制度の利点は早くから進路を決定することで準備を早くからできます。
つまり、将来について早くから考えることができます。

日本ではどうでしょうか?中学校や高校に入学するとき、将来の夢のために進路を選ぶという方が多数でしょうか。

ボクはそうではないと思います。中学受験をするにしても塾で勉強し自分のレベルにあった中学校に入学します。高校受験も同様だと思います。

そして進路を決めるのは高校生になってからです。少し遅いようにも感じます。高校三年生で就職を決めた場合は一年後には社会に出ることになり、専門学校や大学に進学する場合でも数年後に最終的な進路を決めないといけないという状態です。

ましてや大学も学部に分かれてたりするわけですから、医師になりたい場合はそもそも大学の学部で医学部に進学するしかありません。進路を決めず漫然と大学に進学しても、二、三年後には進路について考える必要があります。

しかし、今まで決められなかった進路がそんな一年や二年で簡単に決められるものでしょうか。ボクとしては疑問です。この疑問は下記の内容とますます複雑に絡み合います。


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