見出し画像

ガリ勉が良くない理由

みなさんおはようございます。最近では死語なのか聞かなくなったガリ勉という言葉があります。勉強ばかりやっている人を皮肉って言う言葉ですね。ガリ勉が良くない理由は多数あります。思いつくだけでも、4つくらいあるでしょうか?

まず、健康面でよくないです。ガリ勉するということは、勉強以外のことをしないという意味です。当然睡眠時間だってごくわずかなんてことでしょう。勉強しても十分な睡眠時間がなければ知識として定着しません。食事だってまともに取らないでしょうから、発育上の問題だって出て来ます。それだけ勉強しても無意味どころか健康を害することにもなるからやってはいけないものです。

次に、体だって動かさないから体力のない人になることは目に見えてます。仕事はどんな仕事も体力勝負といって差し支えないでしょう。そんな体力が求められるのに、知識に全振りしていれば結局役に立ちません。正直なところ、読み書き計算ができれば、大体の仕事はできます。それよりも、知識というより応用力が試されます。ガリ勉ではそんな応用力だって向上しないでしょう。

また、人間関係だって作れなくなります。大体ガリ勉というのは親が強制していることが多いですが、そうなると友達と遊ぶこともしないでしょうから、人間関係だって作れません。そうなると他人の気持ちが分からない大人になったり、最悪の場合犯罪に走ることだってあります。また、いざという時に助けてくれる人を見つけることもできないでしょう。大人になってから大事になるのは知識よりも人脈です。一人でできることなんかたかがしれてるので、自分だけで解決しようとせず他人に頼ることのできる環境を作ることの方が大事です。

さらに、ガリ勉は好きでやっている人はまずいません。大体が強制されてやっているものです。好きでもないことに時間を割くことほど無駄なことはありません。大体ガリ勉を強制するような親は自分が勉強ができなかったことを後悔して子供に押し付けていることが多いです。自分ができなかったということは適性がなかったと思っていいです。子供に勉強の適性がないのに、無理矢理勉強させることは絶対あってはならないと思います。親が勉強できる人ならば、効率的に勉強する方法だって教えるでしょうし、何より強制したら頭がよくなるなんて思考にはなりません。繰り返しにはなりますが、私は読み書きと計算ができれば、勉強に関してはそれで十分だと思います。それよりも子供の時は友達と遊んで、円滑な人間関係が作れるような人になってもらいたいと思います。

というわけで私としては子供に勉強しろとは絶対に言いたくないと思っています。人間心理としてはやれと言われてやりたくなる人はまずいないでしょう。強制的にやらせようとしても子供をダメにするだけです。さらに、昨今は少子化により子供の数が劇的に減っています。そんな状況で勉強していい大学に入って、いい企業に就職して、なんて生き方が通用するでしょうか?それよりもいざという時に助けてくれる人を見つけたり、他人の気持ちが分かる人の方が生きていきやすくなるのではないでしょうか?

子供に勉強させたい親心はわからなくもないですが、適性のない人に時間を割くのも本当に無駄です。それより、子供の適性を見極めて、得意分野で勝負できるように育てることの方が大切ではないでしょうか?教育熱心な親ということで、塾に通わせたり、家でも勉強させていたりとすることが多いと思いますが、私に言わせればそれは教育熱心でもなんでもありません。本当に教育熱心ならば、自分で子供の面倒を見るでしょう。お金払って丸投げなんて事はしません。私が子供に勉強させたいなら、自分が勉強している姿を見せて、勉強するのが楽しいと思わせることにします。命令や強制されて上手になることなどありえないですから。

以上のようにガリ勉は絶対させてはならないと思っております。そこまで勉強させたいならまずは親が模範を見せなくてはなりません。

この記事が参加している募集

サポートしていただいたお金は子供の学費のため貯金します。一人でも多くの人が学べる機会を得られるように、お互いサポートしていきましょう。みなさんに感謝しています。