地学の教科書を開いて思ったこと
みなさん、こんにちは。最近私は地学の本を読みました。そこでは地球の内部構造について書かれていましたが、いくつか疑問が出てきました。まず一つはマントルに宝が眠っているのではないか、ということ。もう一つは石油はどうやってできたのか?ということです。
まず一つ目にマントルに宝が眠っているというのはどういうことか、についてです。マントルは地中深くに存在するものですが、実はその構造はよくわかっていないようです。考えてみれば当然で、実際そこに足を踏み入れることはできないからです。様々な観測によって、どうなっているかを想像することしかできないでしょう。ということは謎も多いと思われます。
そこで、思ったのは、実は貴金属やダイヤモンドなどは実はマントルにたくさん存在しているのでは?ということです。その理由として、まず貴金属は重いものが多いです。金を例に取ると、水の20倍くらい密度が濃いです。であればどんどん沈んで行ってしまった、と考える方が自然です。地球上で金がそれほど見つからないのは、地殻の中では浅すぎて金が出て来ないだけではないか、と個人的には思っています。
また、ダイヤモンドも高温高圧状態で生成されます。マントルであれば、両方の条件を満たすため、きっと大量に存在しているのではないか。
しかし、現在の技術では採掘できません。遠い未来、採掘できるようになれば、金やダイヤモンドがもっと身近なものになるかもしれない。ただ、そうなってしまうと、今度は希少価値がなくなってしまうため、悩ましい問題です。とある動画で見たのだが、星全体がダイヤモンドでできている惑星もあるのだとか。しかも地球より大きいと。さすがに、そんなにたくさんあったら価値も暴落するでしょうが、他の惑星から持って来たダイヤモンドっていうことで売ればそれはそれで値打ち物になるでしょう。
ではもうひとつ。石油がどうやって生成されたのか、も個人的には大きな疑問です。一般的に石油は太古の昔に生きていた動物が地中で炭化してできた、と言われています。ただ、この説に異を唱える学者もいるらしく、彼らは地球誕生当時にあった炭化水素が長い年月をかけて地上に噴出したものが石油であると主張しています。その計算だと、現在の消費量ならいくら使っても大丈夫だと言いますが、実際のところ、埋蔵量や採算面を考慮していないため、本当にそんなにたくさんあるのか、疑問です。そういえば、以前枯れた油田から、時が経ったらまた吹き出し始めたって話もあるし、本当のところどうなんだろう、って疑問が次々に出てきますね。
いずれにしても、石油がどうやってできたのかはいまだ解明されていません。どちらの説を支持するにしても、結局コストを考えれば、有限であることは間違いないでしょう。ただ、こうした様々な説があり、論争になっていることは本当に面白いです。最近宇宙開発が盛んにおこなわれていますが、まだまだ足元を見ると、地球ですらわからないことが多いと認識させられます。
何気なく地学の本を読んでいたら、これだけ疑問が湧いてきました。読書の楽しさってこういう好奇心が次から湧いて来ることと、何かが解決しても、また新たな疑問や問題が出てくるのだから、キリがないということも面白いところです。
さて、今後もnoteの執筆活動を頑張ることを考えながら、今日はここで終わります。読んでいただきありがとうございました。
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