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『見えないから気づく』浅川智恵子著(ハヤカワ新書)

NHKのラジオ深夜便4時台のインタビューをよく聴いていますが、先月のインタビューの中で、初めて知りました。

浅川さんは14歳のときに失明しました。プールでの水泳中のささいなことがきっかけでした。その後、どのような人生をたどっていったのか。

ハンディキャップを乗り越え、世界初となる実用的な音声ブラウザ「ホームページ・リーダー」など多数のアクセシビリティ技術を開発し、日本人初となる全米発明家殿堂入りを果たします。現在は、東京・お台場にある日本科学未来館の館長で、宇宙飛行士の毛利衛さんの後任となります。IBMフェロー(最高位の技術職)を務める研究者で、視覚障害者を支援するAIスーツケースの研究開発に取り組んでいます。

『見えないから気づく』には、これまでの歩みが綴られていますが、あたらめてインタビューを振り返りながら、すごい努力と熱心さ、そしてあきらめない精神力に心を打たれました。

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