副業電子書籍出版奮闘記 絶望編
こんにちは。さてさて、本日はどんな知的でスマートな本に出会えるのか…kindle図書館 館長よっちゃんの今日のおすすめはこちら!
葵あすかさんの「副業電子書籍出版奮闘記 絶望編」です。
葵さんは今では42冊を出版。この本は、18冊目とのこと。
印税が月1万円に達するまで(9冊目で達成)の過程のすべてを記載した記録です。
私は葵さんに遅れること3年ですが、ほぼ同じことを知りたいと思って、同じように考えて感じてここ数か月やってきたな~って。しみじみ。
絶望編なので、「kindle出版楽しいよ~」「kindle出版稼げるよ~」という軽やかさはありません。正直、これ読んで出版をやめようと思う人もいると思います。でも、葵さんは、いい所も大変なところもすべてを含めて自分の体験を中立的に書いているので、ある意味受け取る人次第じゃないのかな、って思いました。kindle出版をおすすめする本にもなればよく考えなさいね、という忠告の本にもなる。
何より、257ページと言う大容量なのですが、ビジネス書的なきっちりした文章と、ギャグやくすっと笑えるライトな文章のバランスが絶妙で、まずは半分だけでも……と思いつつ読み始めたにもかかわらず止めることなく最後まで読んでしまいました😆真面目だけど面白い、そんな印象です。
コミュニティについて、レビューについて、出版サポートについて、X についてetc。誰もが気になるところではないでしょうか。正解はないですが、葵さん目線を通してなるほどと思うことがたくさんありました。
何もない所からは自分の立ち位置は見つけられませんが、一人の意見を知ることで、それをどう感じるかで自分の心の立ち位置が見えてくるものです。
よく目にするのは、X にしろnoteにしろ、「始める人も多いがやめる人も多い」というもの。9割はやめる、とか目にしたことないですか?おそらく、kindle出版も同じかと思います。山を越えるまでが大変なんですよね。そこを超えるためにもこの本をじっくり読んで、心の前準備をして出版に臨めたら、乗り越えやすいと思いました。
葵さんは仕事でPCを使いこなしているからこその技でもありますが、表紙はすべて自作。気になれば何度でも作り直して即アップロード(アップデート)。ChatGPTも使いこなしての作業。この辺は真似できませんが、どんな人でも失敗しながら結果を出していくことが分かれば、失敗も怖くないですよね。
あとは、期待が大きいとそうならなかったときのダメージも大きくなりますが、こんな失敗もあるよ、と前もって分かっていれば心が楽じゃないですか。そのために私たちに大公開してくれている本です。
これを読んだだけでも人柄が推測できると思いませんか?(^^♪
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