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とりあえず内定が欲しかった私

はじめに

こんにちは!
大学3年生のななみです🌻

大学3年生の1月に第一志望の企業から内定を貰い就職活動を終えました。

社会課題に関心があり、大学3年間では様々なボランティア活動をしていました。そのため、社会課題に向き合える仕事をしたいと思い、それを軸にして就活を行いました。

どこでもいいから内定が欲しかった

 大学3年生の6月頃から夏のインターンにエントリーをし始めたのですが、全く上手くいかず、「とりあえずどこの企業でもいいから私に内定をください…(´;ω;`)ウゥゥ」と思っていました。辛い就職活動を早く終えたいという一心で、「受かる志望動機」「面接官に刺さる自己PR」などと検索して、企業に選んでもらうためにはどうしたら良いのかばかりを考えていました。

 そして、大学3年生の夏の終わり頃からいくつかの就活サービスに登録を始めました。目的としてはES添削や面接対策をプロにしてもらうことでした。「“企業にとって”優秀な就活生」 になることを目指して🚩

自分の就活の方法に違和感を感じ始める

 インスタグラムの広告で見つけたinteeに登録し、くどうさんという方が担当になりました。時間がある3年生のうちに多くの企業を知っておきたいと思い、intee以外の就活サービスにも登録し、企業紹介をしてもらいました。

 このように複数の就活サービスを並行して利用していたのですが、inteeのサービスは他の就活サービスとは明らかに違う部分がありました。他の就活サービスの面談では志望動機や自己PRを添削してもらい、自分が考えた言葉一つひとつを直してもらう作業をよくしていました。このように、「“企業にとって” 好印象な学生になるためにはどうしたら良いのだろうか?」ということばかりを考えていました。

 ですが、inteeのくどうさんとの面談では一切このようなことはせず、「自分が将来どうしたいのか」「自分はどのような人間になりたいのか」といった私自身を中心とした話をよくしていました。そして、企業の面接の前には「ななみさんのしたいことをしっかりと伝えてきてね」という言葉をかけてくださり、どこまでも “自分にとって” 満足のいく就活になるよう声掛けをしてくださいました。

 この頃から、今まで自分がしてきた就職活動に違和感を感じ始め、就活の方法を見直すようになりました。今までは企業視点で自分がどうみられるのかばかりを意識し、企業が求める人間に自分を作り込むことに力を入れていました。ですが、「自分を偽って入った企業で何十年も自分に嘘をつきながら働けるだろうか?🤨」と考えるようになり、「ありのままの自分を伝えてそれを受け入れてくれた企業に就職した方が絶対に人生は楽しいのではないかだろうか?」と考えるようになりました。

企業中心から自分中心の就職活動へ

 「自己分析→企業分析」という流れが就活の当たり前ではあると思うのですが、就活初期の頃の私は内定がほしいあまりに自己分析もろくにせずに自分を作り込む作業ばかりしていました。言ってしまえば、どのようにして上手く嘘を付くかばかり考えていました🤡。自己分析をほとんどしていなかったため、志望動機を作る際の材料となる自分の価値観や過去の経験が言語化できていませんでした。そのため、材料もなくゼロから志望動機を考えており、一つひとつの企業のES作成や面接対策にとてつもない時間を費やしていました🕑。

 夏の終わりごろから、このような企業中心の就活の方法を改め始めました。企業分析をして企業が求める人物像になるように自己PRや志望動機を考えることに時間を費やすのではなく、自分の価値観や過去の経験を言語化することにほとんどの時間を費やすようにしました。

 自己分析をする中で、今までの経験や選択してきた行動に対して「なぜ?」を繰り返していくと、自分の行動やその時々考えたことに一貫性があることに気付きました😯。何も考えずに選択したと思っていたあらゆる行動が、意外と特定の価値観が影響していることがわかりました。このようにして自己分析を徹底的に行い、分析によってわかった自分の価値観や過去の経験を軸にして企業を選ぶようにしました。
 
 自分軸で就活を進めると、自分だけにしか作れないような唯一無二で説得力のある志望動機が完成しました✨。第一志望の面接のときにも、「過去の経験や行動から考えても、確かに弊社を志望する理由がわかるよ」というようにおしゃって頂きました。
 
 このようにして、企業中心の就活から自分中心の就活に変えた結果、選考も通りやすくなり、納得内定を貰うことができました。

今までの話とは全く関係ないのですが…

💡面接中に特に意識したこと

  「会話をする」

 自己PRやガクチカは文章にしてそのまま言えるような形にして準備をするのではなく、絶対に伝えたい要点だけを箇条書きにして面接の準備をしていました。そして、面接中の会話の文脈に沿って接続語や言い回しを変えていました。そして、きれいな文章で自分をアピールするのではなく、とりあえず面接官と会話をすることを意識していました。

Q「大学では何をしていたの?」(いわゆるガクチカ)
 
A
 「私が学生時代に力を入れたことは~で、~という結果を残しました。~といった課題があったのですが、~と考え、~といった対策をしました。その結果、課題を解決することができ、~ということを達成することができました。この経験から~ということを学びました。この経験で身に付けた~という力を御社で~。」

→就活初期の頃はこのように回答していたのですが、面接官の反応があまり良くないことに気が付きました。そこで、なぜ面接官の反応が良くないのか自分なりに考えました💭。

気付いたこと①
 質問は「何をしていたのか」と聞かれているにも関わらず、はじまりが「学生時代に力を入れたことは~」といった回答をしている時点でもう会話になっていないことに気が付きました。面接官に聞かれていることは確かにガクチカですが、面接官の質問の言い回しを全く気にせず暗記してきたガクチカをそのまま答えていたため、会話に違和感が生まれていたのだと思います。

気付いたこと②
 面接官が聞いている情報と自分が返している情報の量に差がありすぎることに気が付きました。大勢の人の前に立って発表するときなどは、相手が聞き役でこちらが話す側という役割がしっかりと定まっているので、一方的にこちらが相手に話す時間が長くなることは良いとは思います。ですが、面接という場は発表会ではなく、相互的に話す場です🗣️(準備していきた事をそのまま話すだけでよいなら、録画面接でよいはず)。普段の生活での会話でも「1」聞いたことに対して「10」で返されると、話が長い人だな~🥱と思ってしまうのと同じで、面接官も聞いている情報と返ってくる情報の量が見合っていないと主張が激しい学生だなと感じてしまうのだと思います(それを良いと評価する企業さんも多くあると思います!)。

このよう自分なりに研究した結果、面接官の反応が良い返し方が見つかりました。

A
⭕ 「~をしていました。~という想いで取り組み、結果的に~ということを達成できました。」

→面接官に聞かれた情報に面接官が次に質問しやすくなるような情報を少し付け足して返すようにしていました。「1」聞いたことに対して「1」で返すだけでは話が広がらないので、「2」くらいで返して深堀をしてもらうという形を取っていました。最初から自分が持っているネタを全て出すのではなく、少しずつネタを蒔くイメージです🌱。普段の会話でも、会話のはじめから聞いてもいない自慢話を一方的にされるよりも、こちらが質問をしていくとどんどんすごい話が出てくる人の方が魅力的に感じると思います。

 後者の方法が正解というわけではないのですが、私は後者の方の返し方の方が選考がスムーズに進みました。


おわりに

 就活中はたくさんのお祈りメールが届き、辛くて妥協してしまおうかと何度も考えると思います。ですが、今の就活の辛さよりも、妥協して入った企業に何年も働く方がよっぽど辛いと思います。「ここでいいや」ではなく「ここがいい」と思える企業に皆さんが内定を貰えることを願っています。

お世話になったinteeさんのURLです↓


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