漫才師の推しへプレゼントを今年も送れなかった理由

先日、推しが誕生日だった。

この星の同じ時代の、同じ言語の国に生まれて来てくれてありがとう。
推しのご先祖様にも感謝を捧げたいと思うぐらい。

何をプレゼントするか、昨年から考えていた。用意したのに、直前になって躊躇した。
結果、贈るのやめちゃった。

私は推しの年相応な物を選んだつもりだった。
私の周囲の方々ならきっと喜んで頂けるような、負担にならないような物を選んだつもりだったけど…。
冷静に考えると、
全くと言っていい程
推しのイメージではないの。

実は昨年も贈るのやめた。
自分の好みを全面に出して買ってしまった。
推しの好みに合うか解らないのに。
なぜそうしたのかしら？
反省が生きてない。

実は…、推しの趣味趣向的な事があまり解ってない。

だって、内面が好きなんだもん。

笑いのセンス
唯一無二さ
心から湧き出るようなくしゃっとした笑顔
その場を楽しむ能力
トークの凄さ
ホントはMC能力が凄い所
他人に対してのリスペクト
ふざける事に躊躇なく全力
笑いに対するブレのなさ
企画力
ホントは全力で人に優しい
相方を大切にする
などなど、もう語り出したら止まらないぐらい「人」として好き。

雑誌やお友達のブランドのモデルなさった時は、あまりの素敵さにドキドキした事はあるけど。

とても面白い髪型なさった時も、かなり短髪なお姿拝見した時も、変顔してても気持ちは全く変わらない…。


趣味が全く合わない。
舞台上で着ているものにセンスを感じた事が全くない(凄い失礼)…。
サブカル系はホント解らない。
だから似合ってるのか似合ってないのかというのさえ、解ってない。
その系統のご趣味に理解あるファンの方が喜んでいる意味が全く解っていない…。
たまに他の方のインスタで、私服姿見るけど、お友達のブランドとか、ブランド特定なさってる方の見てもあまり存じ上げないもの。

解らないから、一般的社会人感覚で言う、センス良いブランドの物を選んでしまった。

果たしてこれは喜んでいただけるだろうか？
疑問と不安が渦巻く。
Birthdayカードもシンプルでシックでお洒落なものをセレクトしてしまった。

好きだから喜んでいただけるものを送りたい…。なのに…。

悲しくなって、あんなにワクワクしてたのに、躊躇して送れなくなった。


イラストも準備した。
アニメっぽく可愛いのは描けない。
芸術選択は、美術だったので写実的な方が得意。写真を見ながら修正に修正を重ね仕上がった。
かなり自分好みに仕上がった。

御本人が見て下さる訳ないけど、SNSに載せた。
誕生日になった瞬間はBirthdayメッセージを
後からイラストを載せた。
でも、他の方のイラストより少し異質だった。消したくなったけど、♥くださった人もまあまあいらっしゃるので、そのままにした。

色々な方のメッセージに心を込めて♥して回った。
おんなじキモチ✨
イラスト職人さんの物も素敵すぎて勿論❤️押した。

私なりに心を込めて推しが生まれた日を祝った。

でも、そんなの推しは知る由もない…。私は大勢のうちの一人だし。私をご存知ないし、私が贈らなくても他の方からご趣味に合うもの頂けるだろう。


今年も誕生日プレゼント送れなかった。
それでも、好きなんです。