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芸人の推しを誉め言葉で溺れさせてみたい。

あばたもエクボ?
推すってそれに近い感情なのかも。

なんでそんなにのめり込んだのか、自分でも解ってる。
抑えていた色々なものが、タイミングよく噴き出しただけ。


娘は基本誉めて育てている。
いや、誉めることしかしたくないぐらい、可愛いからそうしてた。

大学を卒業し社会人になってから、私の心を開放しようとあれこれ楽しい世界を教えてくれる。

お笑い大好きだから、いっぱい見に連れて行ってくれる。

そんな娘に教わった推し。
最初全く理解不能だった。
奇妙で奇天烈。
でも、娘は「お母さんは好きになると思う」と言った。
ただの勘らしい。


なぜ?
…。
…。
なるほど。

ある日突然、面白さがわかり、本当に好きになった。 
知れば知る程好きに拍車がかかってきた。

推しについては、なぜか理解を深めたい気持ちが募った。

遠い存在で会話をすることができない分、フリートークをじっくり聞いて、なんとなく勝手に気持ちを汲み取る(深読みしてるところもあるかも…)。

話の端々やトーン、ふとした表情で、勝手にちょっぴり人物像を検証し始める。
昔、仕事で『傾聴』学んで良かった。

結果、ちょっと嘘つきな一面や、言葉と逆の感情を感じる事がある。
その嘘は、優しさだったり、芸人の理想に近づく為だったり、照れ隠しでおちょけて見せてだったり。
そんな時は、
なんて可愛い素敵な人なんだろう!
と、益々好きになることが多い。

育ってきた環境が全く違うし、年齢も価値観も違う。
私が間違って捉えてしまっている可能性もかなりある。
でも、良いほうに捉えてるから個人的に良しとする。


多分、娘が成長してしまい、母性本能有り余る先が推しに向いただけ。解ってる。

たまに、程よく柔らかなわがままボディで推しを抱きしめてあげたくなる(全く不要なのは承知です)。
たまに、誉めつくしたい衝動に陥る。愛しさにトロケた笑顔で頭をよしよしなでなでしながら(こちらも全く不要なのは承知です)。

(あ、大丈夫です。超常識人で真面目と言われているので、願望を行動に移すことはありません。)

許されるなら、
一度でいいから徹底的に甘やかしてみたい。
いつも私の心を楽しく癒やしてくださっている推しを。
誉め言葉で溺れさせてみたい。
感謝の気持ちを込めて。

永遠に叶わない願いだけどね。


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