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スープのお店〝トコトコ〟がプレオープン。店主の夢とは。【Vol.1】


「祝!トコトコプレオープン!」

 11月12日、北海道岩見沢市にあるシェアハウス『もしぇあ』のとあるイベントで、スープのお店〝トコトコ〟がプレオープンをした。トコトコは来春からキッチンカーとして出店することを目指しているため、スープなどの試行錯誤がすでに始まっている。

 ところが、店主であるひっぴーこと坂入千紘さんは、キッチンカーのさらにその先に大きな夢があった。

プレオープンをしたシェアハウス『もしぇあ』


「◯◯に向けての第一歩」

「ワクワクを大事にしたい。」そう語るひっぴーさんの素敵な夢、それは子ども食堂を開くこと。

 でもどうして子ども食堂なのか。ひっぴーさんに教えてもらった。

 「なんかちょっと生きる力がつくというか、火を使えるようになるとか、季節の行事、餅つきとか今の時代しないじゃないですか家で。だからそれをみんなでやる感覚とか。今はそれくらいしかわからないけど、普段できないちょっとワクワクすることをできたらいいなって。子ども食堂は家でも学校でもなく、第三の場所。教育の場ではなく、ワクワクを大事にする場所。親御さんにとっても安心して子どもを預けれる場所で、一瞬家事を休める時間でもありたい。それと最近、子ども食堂という夢が広がったんです。好きなことを探せる場所、夢がなかったり、やりたいことがない人に提供できればなと。あとはどんな世代の人にも来てほしい。誰でも来ていい〝ごちゃまぜな空間〟を目指しています。」

この日は、自家製味噌を使ったお味噌汁。

 トコトコをとおして「振る舞う」という経験を積むことで、ひっぴーさんのワクワクな第一歩が幕を開けた。

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