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今日生きてるのって凄いことなんだなと思った


 友達が、余命宣告を受けたそうです。

だいぶ年上の友達です。

LINEで聞いてはいたけれど、今日会って
詳しく聞いて、その時はあまり悲しくなくて、実感が湧かず、

そうなのかぁ、、とただ聞いていましたが、帰りの電車で悲しくて泣きそうになりました。

いつも元気でおおらかなで
元気な人だから、思っていたよりも早くいなくなるかもしれないと、考えたこともなかったのです。

友達は、

「〇〇ちゃんはまだ若くて可愛くて健康で、時間もあってなんでもできるけど、

俺はあまりなくなった。」

「時間が少しあっても、体が健康じゃなかったら何もできない。」

と、言ってて、

最近、少しダラダラ過ごしていた自分が、恥ずかしくなったりしました。


健康は大事って、冷たいもの飲んでもお腹壊さなかったり、動けるから身体がこわばらない年なので、

全然意識もしたことなくて。

身体を大事にしなきゃって思いました。


今日、「なんもなかったなぁ」って思って生きてるのが、凄く幸せなんじゃないかと思えて、

なんもなかったとか言いながら、

「あの雲の向こうにはラピュタがある、絶対ある!!」
とか思いながら田んぼ道歩いたり、
「ファミマのコーヒーが1番美味しい」って思ってMサイズを奮発して買ったり、
雑貨屋さん行って
「これ妹に買って帰ろうかなぁ」ってワクワクしてたり、

1日の中でこんなに楽しいことがあって
なんもないは、本当に無意識に、
幸せがないって思い込んでて、

たまにどん底まで落ち込むことがあるけれど、それも失礼な気がしてきて。

でも、落ち込むのをやめるのも、
性格的に難しいから、


本当に、全力で生きたら、

失礼じゃないかもしれないと思って、


今、時間を無駄しにないように、
考えています。


私ができることって、多分それしかないです。

友達のために何かできるもあんまりないです。

入院費がきついって言ってたけれど、年の差があるから、お金は受け取ってくれない気がします。

お話しするくらいしか、できなかったです。

だからせめて自分がちゃんと全力で幸せって思って生きないとって、

思いました。

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