おはよう2023年~推し活への道

 心機一転、noteを始めてみた。その理由はひとつ。2023年は推し活により一層力を入れたいと思ったからだ。去年、生まれて初めて推しのアイドルという存在に出会い、どんどんはまっていき、メンタル面での大きな支えになっていたのは間違いない。どうしてこんなにはまったのだろうか。ひとつには、私自身の元々のオタク気質があるんだと思う。一つの好きなことはとことん知りたい、深堀りしたいという欲求が強くある。もうひとつには「美しいもの」が特に好きだということ。それはヒトやモノやコト、何でも。そんなことは誰でもそうなのかもしれないが、私は「美しいもの」に対するセンサーが凄く敏感だと思う。アイドルのことを「美しいもの」と表現するのがあまり相応しいとは思えないが。でも確かに「美しい」と感じるから好きなのだ。

 ちなみに推しのアイドルは女性も男性もいる。一人はなにわ男子の長尾謙杜くん。もう一人はアンジュルムの佐々木莉佳子ちゃん。男性アイドルだけど「かわいい」を売りにしている長尾と、女性アイドルだけど「かっこいい」を売りにしている莉佳子ちゃん。(長尾はどうしても敬称をつけずに呼び捨てにしたくなる。いわゆるリアコなのかもしれないが、そもそもリアコとは?という問いにまだ答えが出ていない)どちらも性別にラベル付けされたイメージとは真逆のイメージ戦略をとっていて、そこを特別意識していたわけではないが、推しているうちに気付いた。分かりやすく中性的ではなく、パッと見た印象は長尾「かっこいい」、莉佳子ちゃん「可愛い」だったのだが、深く掘れば掘るほど、長尾「かわいい」、莉佳子ちゃん「かっこいい」に変化していった。

 とにかく、長尾の何がかわいいかというと、笑顔の貴公子というキャッチフレーズにも納得の満面の笑顔。特にお口が非常に可愛い。(ここから先はこの調子でずっとかわいいかわいい言ってるだけ)直角の狭いおでこがかわいい。太くて黒い立派な眉毛がかわいい。あごの下にあるほくろがかわいい(ちびぬいにもちゃんとある)。とにかく顔面がタイプ過ぎる。そして、本人はドラマや映画にもっと出たいと言っていて、自分のやりたいことがはっきりしているしっかり者な面や、グループ最年少でも臆せず自分の意見をメンバーに言える度胸など。彼の内面を本当に知ることはいちファンの私には不可能な話だが、インタビュー記事や動画を見漁っているうちに、何となく「長尾謙杜」という存在自体に魅力を感じるようになった。最近は、夜寝る前に1回はソロインスタライブを見るという、ルーティンができた。そういった意味で、長尾は私にとってのメンタルサポーターという感覚なのだ。大袈裟かもしれないが、生まれてきてくれて同じ時代を生きてくれて、表舞台立つアイドルという職業を選んでくれてありがとう、という気持ちである。

 佐々木莉佳子ちゃんに関しては、パフォーマンスがピカイチでダンスが上手くて、アイドルという枠に収まらないパワフルさが非常に魅力的である。もう気づいた方もいるかと思うが、現在推しへの熱量がやや長尾よりになっているためか、長尾の魅力に関してはもはや「かわいい」しか出てこないが、莉佳子ちゃんに関しては冷静に分析できる。なぜ、「かっこいい」のか。恐らく、彼女の中にあるギャルマインドがそう魅せているのではないかと思う。ギャルマインドというのは、私が思うに「私は私、それでOKなの。なんか文句ある?」という強い自己肯定感にも似たようなものだと勝手に解釈している。そういうマイペースさと強さみたいなものが合わさって、莉佳子ちゃんの「かっこいい」魅力につながっているんじゃないかと思う。「かっこいい」パフォーマンスと、MC中に泣いてしまったりするギャップも推し所だ。とにかく、彼女のパフォーマンスを見れば全てがわかる。アンジュルムの中でお姉さん的風格も出てきて、ますます魅力に磨きがかかっている。これからも目が離せない。個人的に派手髪推しなので、これからもあの個性的な髪色でいて欲しいオタク心である。

 ここまで書いてみて、改めて推しがいて良かった、この2人に出会えて良かったと心から思う。寝室の壁には、推しの雑誌の切り抜き写真を貼っていて(推し方が少し昭和チックなのはさておき)、毎日彼らの顔面を拝みながら寝ている。よく「推しが尊い」という表現がされるが、それ以上の表現はないものか、といつも思ってしまう程、推し愛強火な日々である。そんな2023年のはじまりの投稿でこんな暑苦しい乱文を書きたくなるくらいには彼らに夢中なのである。いつか会えるかもしれないし、もしかしたら一生会えないかもしれないし、未来は分からないけれど、とにかく彼らの今を追いかけて応援することで、パワーをもらって生きていくのだ。


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