ADHDらしい日曜日
13時迄、起き上がることができなかった。甲状腺の薬を午前中に飲みたかったのだが、仕方ない。充分に眠れたので満足だ。
昼食にパンケーキを焼いたり、洗濯したり、宅配便で届いたミネラルウォーターなどの日用品を整理したりで、気付いたら夜。
キャベツとしめじを炒めて、ごまと鰹節を投入、マヨや塩胡椒で適当に味付け。
![](https://assets.st-note.com/img/1717944404296-phiwJ97pem.jpg?width=1200)
冷凍していた鶏胸肉のトマト煮込みを解凍してリゾットに。
![](https://assets.st-note.com/img/1717944669309-L7FKrXhdCC.jpg?width=1200)
写真映え全く無しの、質素な夕食。でも美味しかったな。あっ、どこかに卵を使うの忘れていた。
キッチンを片付けたり、布団乾燥機かけたりで、もう深夜。家事に追われたあっという間の日曜日だった。
「休日は何をしているの?」という質問に「だいたい家のことをしています。」と答えてきた。本当にそうだから。当然のことで、世間の多くの人が同じであろうと思っていた。
だが、殆どの場合、相手の反応は「えっ?趣味とか無いんですか?どこかに出掛けたりとかは?」と多少驚いたり、不思議そうな様子。あるいは「お子さんがいらっしゃるのですか?ご家庭があるのですか?」とか。…結婚したことなどないのに。
もちろん、友達と外食に出かけたり、ウィンドウショッピングをしたり、そんな楽しい休日もある。ゴルフ大好きな時期もあった。
そんな時の我が家は…足の踏み場がなくなる。食事は殆ど外食かコンビニ弁当になる。
そう、私には両立ができない。家事と外出との両立ができないのだ。家事に丸一日かかってしまうから。
家事に時間を費やしてしまうことが、普通ではないということを知ったのは、恥ずかしながら最近のこと。2020年夏から2023年1月迄、初めて他人と一緒に暮らした。いわゆる同棲というのであろう。
そこで私の家事が要領が悪いこと、マルチタスクができないことなど、他人とは違うことに初めて気が付いた。40代も半ばの頃だ。
(この日々については、いつかまた詳しく書いてみたい。)
2022年7月、ADHDとの診断を受け、アトモキセチンの内服を始めた。
内服治療が功を奏しているのかどうかは、正直言って、よくわからない。しかし診断を受けたことで、自分の特性と向き合い、自分について、そして私以上にこの障害の特性を強く持つ母について、理解しようと努めるようになった。生活が円滑に回るように工夫もしている。
今のところは、こんな感じで良しとする。
もう12時半か。明日は朝早いのに、月曜日からまた寝不足だな。
ADHDらしい日曜日。
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