ライカR8というカメラ

フィルムカメラが終わりの時代、デジタルカメラが産声をあげる時代、ライカからある意味とてもライカらしいフィルムカメラが発売されました。

ライカR8はデジカメだったのか

世界の様々な企業がデジタルカメラを作り出し、世に売り出していた2000年代初期。ライカはR8というカメラを発売します。
R型と呼ばれるライカはM型と違い一眼レフのカメラです。ライカレフレックスというタイプが最初でして、そこからRの字を冠してシリーズ化されました。ライカR7まではミノルタとの共同制作だったようですが、R8とR9はライカ独自開発で、ライカ独自デザインです。
一眼レフ然としていたライカR7までと違い、ライカR8はずんぐりむっくりというか、なんだかふくよかな形をしています。この形は現在のS型ライカ、これは中判一眼レフですが、これに通じています。
ライカR8がこの形になったのには諸説ありますが、私が一方的に信じてる説としては、ライカR8はデジカメを想定されていたのではないか?という説です。
ライカR8の誕生と同時に、デジタルモジュールというものが発売されました。カメラの裏蓋を外し、剥き出しのセンサーを取り付けてデジカメ化するものです。同時にワインダーも使うことが想定されており、全部装備するとかなり大型なカメラになります。
センサーはAPS-CとAPS-Hの中間ほどの大きさらしいです。1.37倍だったかな?それと、ワインダーを使う前提の設計らしく、モジュール自体は下に伸びてます。
個人的に非常に興味があって、買いたいなーと思ってるんですけどねー。なかなかねー。お金がねー。
もし購入したら所感をまた書きたいと思います。


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