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#043 エジプト ルクソール神殿

カイロも見どころが多いが、知人が古代エジプトを知るには、ルクソールを訪問しろ、と言っていた理由が分かった。圧巻はやはりルクソール神殿であった。正面の門のオベリスクは、片方だけが残っている。右型はどこにいったのか。それはパリのコンコルド広場だった。古代エジプトに関心が低い、回教徒であるムハンマドアリー朝の国王が、フランスに献上したもの。御返しにフランスからもらった時計が、カイロのシタデルのモスクに残っている。(時計はもはや動かないが)ガイドによれば、フランスには2本とも、あげたのだが、あまりにも重すぎ、輸送が大変だっため、1本で結構です、と相成ったとの事。
確かに、よくもパリまで運んだな、という気がする。フランスがエジプトから略奪したものか、と思っていたが、そうではなく、正式にもらったものであった。


パリのコンコルド広場に、ルクソールから運ばれたオベリスクが聳える


ハトシェプスート神殿。おそるべき建造物。その壮大さに驚愕する。

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