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こんにちは。
広島「ジブンのカタチ」芹澤芳美です。

今日は、「ジブンのカタチ」ってなんぞや?というお話しです。


子育てが苦しい


私は親子コミュニケーションをお伝えしていますが、数年前まで子育てが本当に苦しく、辛いと感じていました。
いつもイライラしていたし、眉間にはシワが入りっぱなし。
子どもの行動がいちいち気になり、四六時中怒っていました。
子どものことが大切で、子どもをのびのび育てたい。
子どもにとってわが家が安心安全楽しいところであってほしい。
そう思いながら、私が子どもを押さえつけ、子どもの芽を摘み、私の顔色を窺わせていたように思います。
度々怒鳴っては自己嫌悪。そしてまたイライラする日々。
自分ではどうしていいか分からず、本当に苦しく感じていました。

この苦しさの根底にあったのは、子ども云々の前に、私自身が私のことをよくわかっていなかったという事実です。
「親はこうあるべき」
「妻はこうでなければならない」
「こういう人間でありたい」
「子どもにはこんな風に育ってほしい」
そんな、私にとって苦しい価値観で自分をぎゅうぎゅうに縛っていたなと思います。そして、そのことに私自身が気がついていませんでした。

幼少期の出来事や自分自身の親との関係、思春期やこれまでのいろいろな経験。それらの出来事や経験から、本来ふわふわした球体だった自分を、私は徐々に小さな四角い箱の中にぎゅうぎゅうと押し込めていたんだな、と感じます。

親子コミュニケーションを学んで子どもへの対応が変わると同時に、自分の気持ちが少しずつ整理されはじめました。窮屈な箱に無理やり入っていた私が、少しずつ箱から出はじめたのです。そしてある日、「あれ?私って四角じゃないじゃん。ふわふわだったじゃん!」と気がついた感じです。

ふわふわだと気がつくと、ぎゅうぎゅうに縛っていたものが少しずつ弛み始めました。押し込められてついていた折れ目やシワも、ちょっとずつ取れはじめました。よく分からなかった自分のことが、理解できるようになっていったのだと思います。
すると本当に楽になりました。
イライラすることも嘘のように減っていき、子どもの行動や考えを尊重できるようになっていきました。あんなに苦しかった子育てが、本当に穏やかで楽しいものに変化していきました。そして、まだ残っている折れ目やシワさえも、私自身がもがきながら頑張ってきた証だなあ、と愛おしく感じるようになりました。

「ジブンのカタチ」


まあるいふわふわなのに、「四角い箱に入りなさい」とぎゅぎゅう押し込められたら窮屈で息ができません。
キラキラの星型なのに、「みんな丸いんだから、丸くなりなさい」と、キラキラを折られてしまったら痛いし傷つきます。
そのうち慣れて「自分は四角い」「自分は丸い」と思い込むと、本来のジブンのカタチが分からなくなってしまいます。
それは苦しいし、とても悲しいことです。

一方で、デコボコのロックスタイルだったけれど、年齢とともにデコボコが削れて滑らかになっていくこともあります。
もともとハート型だったけれど、経験とともにハートが増えてクローバー型になることもあります。
わさわさ繁った樹木スタイルだったけど、もっとすっきりしたいと自らシンプルな樹木スタイルになることもあるでしょう。

元々のカタチを知って大切に育て、同時に、生きていく中で自分が選んできた変化のカタチも大切にしたいと感じています。

「ジブンのカタチ」を知って、「ジブンのカタチ」を造っていこう、楽しんでいこう!大人も子どもも、みんなが「ジブンのカタチ」を伸びやかに生きていけたら、きっともっと楽しくなるはず!

みんながジブンのカタチを大好きでいられますように。
そして相手のカタチもそのまま認め合うことができますように。
そんな思いや願いを込めて、広島「ジブンのカタチ」という屋号をつけました。

まずは家庭から。
親も子もハッピーでいられるお手伝いがしたい。
心があったかくなるコミュニケーションをお伝えしていきたい。

親も子もハッピーに♫
「ジブンのカタチ」を一歩ずつ進めていきたいと思っています。


最後まで読んでくださってありがとうございました♡

芹澤 芳美



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