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第6回

今週、多くの日本人を熱中させたWBCが決着し、侍ジャパンが14年ぶり3度目の優勝を果たしました。無敗での優勝は2013年の第3回大会のドミニカ共和国以来、史上2度目の快挙だそうです。瞬く間に日本中は歓喜の渦に包まれました。私も例外ではありません。普段まったく野球は観ませんが、アメリカとの決勝戦はテレビに釘付けで、手に汗握っていました。▼「憧れるのはやめましょう」アメリカとの決勝戦前、大谷翔平選手が円陣で口にした言葉です。今年の流行語大賞になりそうなほど印象的です。アメリカ側には野球人なら誰しも憧れる選手がそろっていました。しかし、憧れていては勝つことはできない。メジャーで大活躍しているからこその言葉だと思います。チームの平均年齢が26.5歳と過去のWBCでは最も若かった今大会。大谷選手のこの言葉が若手陣に勇気を与え、チームの優勝への一歩となったのではないでしょうか。▼私自身もこの言葉に勇気づけられました。就職活動真っ只中のいま。私にとっての憧れはジャーナリストです。私も人々の心に残るような記事が書きたい。あのリポーターのように丁寧な報道をしたい。そんな憧れが日増しに強くなるばかりです。しかし、大谷選手の言葉のように憧れるだけでは目標は実現できません。一生に1度しかない新卒での就職活動。なかなかうまくいかないことが多いですが「私がここで働くのだ!」という強い意志を持って自分の納得がいくまで挑み続けたいです。

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