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人生は短く、迷っている暇はない

 このタイトルになっている一文、いつ、誰が言ったのか記憶は定かでなく、そもそも「人生は短く」以降の文が「悩んでいる暇はない。」だった気もするし、個人的には「働いている暇はない。」と言いたいところだけど、その辺は非常に曖昧ですが、ニュアンスとしてはこのような感じで、非常に感銘を受けた記憶があります。
 
 最近「人生100年時代に突入」なんて言葉を耳にする機会も増えました。そう聞くと「まだまだこの先長いな〜。」なんて感じがしますが、当然ながら事故や急病で亡くなる可能性もありますよね。ましてや私ぐらいの年代となれば、もし亡くなったとしても「お若いのに」という年頃でもないので。
そう考えれば、「人生は意外に短いかも知れない」という気持ちになってきます。

 そうは理解しつつも、やはりちょっと気を抜けば、時間はどんどん過ぎていくのが現実です。
 そこで最近私が心掛けている「なるべく時間を無駄に過ごさず、挑戦してみたいことは実行し、充実感を得る」方法をご紹介します。

1 毎月1回は小旅行の予定を入れる。
 
気分転換の方法は人それぞれですが、私にとって最高の気分転換は旅行です。それは海外旅行のようなものでなくても、例えば東京在住の私が、日帰りで神奈川に行って新鮮な魚介類を満喫してくる、というのも立派な旅行です。要するに日常的な環境から異なった環境に自分を置くことができれば、それは私にとって立派な「旅行」といえます。
 ここ数年はキャンプが一番の気分転換になっていますね。そもそも何もない場所にテント(住居)を設置し、焚き火(台所)を起こして・・・全てが非日常ですよね。
 火を起こしている時、あとは夜中に星空を撮影する時、自分が全てを忘れて全神経を研ぎ澄ましているのが分かります。そういう濃い時間を過ごしたキャンプの帰り道、自分の頭の中が非常にスッキリしている感覚が味わえます。
 また、一ヶ月という時間を過ごす中で、例えば「来週は旅行入れてるから、その前にこの仕事を片付けておこう。」といった仕事の時間付けにもポジティブな作用をもたらしてくれています。

南伊豆にて
天の川が綺麗でした


2 月に1回程度、時間有給を取る。

 仕事は土日休みなので、平日というのはただひたすら仕事をして、夜遅くに帰宅して、次の日は朝早いのですぐに寝て・・・という感じになります。要するに「何にも記憶に残らない、特段手応えのない時間」が怒涛のように過ぎていく感じです。
 そんな中、月に1回くらいですが、午後に時間有給を取るようにしています。普段のような慌ただしいランチではなく、ゆっくりと自分のペースで食事を楽しみ、その後はカフェなどで読みたかった本を読んでみたり・・・ほんの数時間ですが、これも「平日昼間に自分の時間を過ごせる。」という非日常感からでしょうか、なかなかの気分転換になります。
 当然帰宅時間も早まりますので、平日は殆ど顔を合わせることのない家族との会話の時間を持つことが出来ます。そんな僅かな時間ですが目まぐるしく過ぎていく日々の中で、ふと気持ちを和らげてくれることに役立っています。

3 新たな挑戦への予定を強引に入れてしまう。

 誰にでも「いつか挑戦してみたい」ことは何かしらあると思います。私は性格的に「ではすぐにやってみよう!」というタイプではなかったので、色々と興味あることがあっても、結局やらずにただ時間だけが過ぎていくいう状態が続いていた気がします。
 他方で、予定として一旦入ったことに関しては絶対に実行するという面があるというのも理解していました。
 そういう自分の特性みたいなものを考慮すると、「とりあえず予定として入れてしまえばよいのではないか。」ということで、第一弾として実行したのはヨガをより深く理解したいという気持ちから思い付いた「ヨガインストラクターの資格取得」でした。
 RYT200というヨガの国際資格ですが、取得方法には実際にスクールで先生方から対面で教えてもらう、またはオンラインで学ぶという方法もありましたが、私は全て対面で学ぶコースを選びました。
 期間は約1年間、毎週日曜日、しかもスクールは自宅から1時間半という条件でしたが、一回も休まずに通い、何とか資格をいただきました。勿論、人間ですので時には「気分が乗らない。」という気持ちの日もありましたが、そこは「決められたスケジュールは絶対にこなす。」という私の性格的なものも作用したのかと思います。
 ちなみに最近では小型船舶操縦士1級を受験してきました。これまでは水上バイク専用の免許はあったのですが、「船も面白そうだ。」ということで受験してきました。その際も思い立ったら吉日、一番近い講習日程を申し込みました。
 土日を使った講習だったので、休みは潰すことになり、体力的には多少辛いところもありましたが、終わった後の充実感然り、「忙しくても思い切って申し込めば何とかなった。」という自信にも繋がった気がしています。
 小型船舶操縦士1級の免許取得については、別途記事を書きたいと思っています。

新たな世界に飛び込んでみました


 以上、書いているうちに段々とタイトルからは逸れていきましたが、その辺はご容赦下さいませ。
 読み返してみると、残りの人生をいかにして有意義なものにするか、自分なりに試行錯誤している様子が浮かび上がってきますね。

今回もお読みいただきまして本当にありがとうございました。
それではまた!

※冒頭の写真は本栖湖でSUPをやっている際の一枚です。朝日で煌めく湖面の上で富士山を眺めながら漂う、最近ハマっている過ごし方ですね(もうこの時期は水温も低いので今年は出来ませんが)。
 



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