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生後2ヶ月の娘をはじめての予防接種に連れて行った話

今日は2ヶ月になった娘を連れてドキドキの予防接種に行ってきました。
長男の予防接種は全部妻にお任せしていたのでドキドキです。

とは言ったものの
予約をしてくれたのは妻。
持ち物の用意も妻。
診察しやすい服を選んでくれたのも妻。
おんぶにだっこです。
妻よ、いつもありがとう
(感謝の気持ちをいやらしいほど伝えておこう。)


病院に向かいます。
病院に着くと、先に受付を済ませたであろう
親子が2〜3組。
診察室からは断末魔の叫びが…
受付の時点で私がもうドキドキです。
隣に座った親子は、お化粧バッチリで
これはアウトでは?と目のやり場に困ってしまうほどの
ダメージを負ったジーンズをお召しのギャル風のママ、おじいちゃん、5歳ぐらいのお姉ちゃんと3歳ぐらいの弟でした。
お姉ちゃんは不安そうにママに甘えて
ジーンズの穴に手を入れ怒られていました。笑
(私は決して見てません、声が聞こえただけです!)
数分ですが待っている時間はドキドキが止まりません。
色んな意味で。笑

娘は大人しい性格なのか、肝が据わっているのか
いつも通りにわたしに抱かれていました。
隣のギャル風ママのお子さんのお姉ちゃんが
「赤ちゃんかわいいね!」と話しかけてくれました。
さっきまで不安そうにぎゅっと握っていた
キラキラのネックレス?のおもちゃを
娘に見せてくれたのです。
自分も不安だったはずなのに
赤ちゃんの娘のことを気遣ってくれたのでしょうか?
こういう時、子どもの中に育っている
優しい気持ち、強い気持ちに感動します。

しばらく女の子は
「手ちっちゃいね!足もちっちゃい!」
と娘の手を握ったり足をくすぐったりして
遊んでくれました。
それがきっかけで、ギャル風ママとも
ちょっと世間話を
女の子のおかげでドキドキも落ち着いて
ほっこりすることができました。

そして女の子の番がやってきました。
ちょっぴりぐずっていたものの
「頑張ってね!赤ちゃんも応援してるよ!」
と声をかけると女の子は娘の顔を見て
ママとおじいちゃんの手を引き何も言わずに
颯爽と診察室に、入っていきました。
その後ろ姿は「お姉ちゃん泣かずに頑張るからね。だから赤ちゃんも頑張ってね」と語っているようでした。
しかし、数秒後「いやーー!!!!」と断末魔が(笑)

おじいちゃんに抱きかかえられて
病院を出て行くお姉ちゃん。
帰り際にギャル風ママが教えてくれました。
実は診察室に入ると逃げ回り、看護師さんに
取り押さえられて注射をしたこと
実は注射が大嫌いなこと。

それを聞いて、女の子は泣いてしまったけど
娘にお姉さんとして振舞ってくれていたその姿
何よりかっこよかったと感じました。
娘にもそんな気持ちを持ったお姉さんに育って
欲しいと思いました。
きっと女の子そそいでくれた、その優しさが
娘の心を育ててくれたことでしょう。

ありがとう名前も知らないお姉ちゃん!


保育士 タバタ


PS
 娘の予防接種はおかげさまで滞りなくすみました。

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